第3セット5-3から逆転された山口芽生はガーランドに惜敗でベスト8進出ならず [チェンナイ・オープン]

写真は2024年香港テニス・オープンでの山口芽生(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チェンナイ・オープン」(WTA250/インド・タミルナードゥ州チェンナイ/10月27日~11月2日/賞金総額27万5094ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、山口芽生(フリー)はガーランド・ジョアンナ(台湾)に7-5 5-7 5-7で逆転負けを喫した。

 接戦の末にセットを分け合ったあと山口は第3セット3-2と5-4からブレークバックを許し、ガーランドが6-5からのレシーブゲームで迎えた最初のマッチポイントをものにして3時間16分の死闘に終止符を打った。

 同大会に初めて出場した26歳の山口は、予選2試合を勝ち抜きキャリア3度目のツアー本戦入り。山口は昨年10月の東京(WTA500/ハードコート)と香港(WTA250/ハードコート)で予選を突破したが、いずれも初戦敗退に終わっていた。

 この結果でガーランドは、山口との対戦成績を2勝0敗とした。両者は2021年6月にハーグ(W25/クレーコート)の予選で一度顔を合わせており、ガーランドが6-0 6-2で勝っていた。

 今大会での山口は1回戦で第2シードのフランチェスカ・ジョーンズ(イギリス)が7-5 0-6 0-1とリードされた時点で棄権したため、対トップ100プレーヤー&ツアーレベルの初勝利を挙げていた。

 ガーランドは次のラウンドで、ストーム・ハンター(オーストラリア)との同胞対決を1-6 6-4 7-6(9)で制して勝ち上がったラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のアリナ・ラディオノワ(オーストラリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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