公益財団法人日本テニス協会（JTA）が主催する「U-15全国選抜ジュニアテニス選手権大会（第44回中牟田杯）ジュニアデビスカップ及びジュニアビリージーンキングカップ代表候補選手選考会」（福岡県福岡市・東平尾公園博多の森テニス競技場／10月28日～11月2日／砂入り人工芝コート）は最終日を迎え、男女単複の決勝と3位決定戦が行われた。

　男子シングルス決勝は第7シードの石崎葵已（関東／REC Waseda Club TA）が寺内龍大（関東／AmpersandTA）を6-2 6-4で下し、女子シングルス決勝は第3シードの奥山し渚（東北／ITSベルズ）が第10シードの塩見渚（関西／T.K.C Jrアカデミー）を6-2 4-6 6-3で倒してそれぞれ優勝を飾った。

　ダブルスでは男子が第1シードの大垣心太郎／山口慶二（関西：INOUE TA／YELL）、女子は第1シードの柴山那奈／藤山羽優（中国：NBテニスガーデン／やすいそ庭球部）がタイトルを獲得した。

　3位決定戦はシングルスが大谷海翔（関東／SSTA）と第14シードの阪口心乃（東海／ウィルTA瀬戸）、ダブルスは大髙連太朗／西田孝星（四国：屋島TC／Finalist TC）と第8シードの中西愛／桑原咲奈（関西：吉野テニス企画／HTCアカデミー）が勝利をおさめた。

　この大会は全国各地域から選抜された男女シングルス各64名＆男女ダブルス各32組のトーナメント戦で争われる15歳以下のチャンピオン決定戦で、来年度のデビスカップジュニアおよびビリージーンキングカップジュニアのアジア／オセアニア予選日本代表候補選手選考の参考にされる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位

大会最終日◎11月2日｜試合結果

男子シングルス決勝

○16石崎葵已（関東／REC Waseda Club TA）[7] 6-2 6-4 ●38寺内龍大（関東／AmpersandTA）

女子シングルス決勝

○48奥山し渚（東北／ITSベルズ）[3] 6-2 4-6 6-3 ●25塩見渚（関西／T.K.C Jrアカデミー）[10]

男子ダブルス決勝

○1大垣心太郎／山口慶二（関西：INOUE TA／YELL）[1] 3-6 6-0 [10-8] ●29ロジャース直輝／鈴木蔵之助（関東：Ampersand Tennis Academy）

女子ダブルス決勝

○1柴山那奈／藤山羽優（中国：NBテニスガーデン／やすいそ庭球部）[1] 6-2 6-1 ●21大久保莉子／長谷川良菜（東海：西尾LTC／GITC）

男子シングルス3位決定戦

○大谷海翔（関東／SSTA）3-6 7-6(4) 6-3 ●宗藤駿（九州／海の中道M＆T）

女子シングルス3位決定戦

○阪口心乃（東海／ウィルTA瀬戸）[14] 6-2 6-4 ●石田友羅（関東／あじさいMTCアカデミー）[8]

男子ダブルス3位決定戦

○大髙連太朗／西田孝星（四国：屋島TC／Finalist TC）6-1 4-6 [10-7] ●三木慶至／木暮勇斗（東海：ワタナベテニスカレッジ）

女子ダブルス3位決定戦

○中西愛／桑原咲奈（関西：吉野テニス企画／HTCアカデミー）[8] 3-6 6-3 [10-8] ●森下日葵／片岡あおい（東海：三重GTC）


男子ダブルス優勝の大垣心太郎（左）／山口慶二（関西：INOUE TA／YELL）（写真提供◎九州テニス協会）


女子ダブルス優勝の柴山那奈（右）／藤山羽優（中国：NBテニスガーデン／やすいそ庭球部）（写真提供◎九州テニス協会）