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2025-12-19

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バサバレディにストレート勝利のブロックスが決勝トーナメント進出一番乗り「第2セットを取ることができて本当によかった」 [第8回Next Gen ATPファイナルズ]

テニスマガジン編集部

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写真は決勝トーナメント進出一番乗りを決めたアレクサンダー・ブロックス（ベルギー）（Getty Images）

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　男子20歳以下のトップ8対決「Next Gen ATPファイナルズ」（ネクストジェンATPファイナルズ／サウジアラビア・マッカ州ジッダ／12月17～21日／賞金総額210万1250ドル／室内ハードコート）の大会2日目に行われたレッド・グループのラウンドロビン（総当たり戦）第2戦で、第2シードのアレクサンダー・ブロックス（ベルギー）が第6シードのニシェッシュ・バサバレディ（アメリカ）を4-3(2) 4-3(8) 4-1で下して2連勝を飾った。

　2017年に創設されたこの大会は、世界トップ8によるシーズン末のエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」（イタリア・トリノ／11月9～16日／室内ハードコート）の若手版となる。

　今大会は出場権を争うレースランキング（Race to Jeddah）の上位8人が2つのグループに分かれてラウンドロビンを行い、上位2名ずつが決勝トーナメントに進出する形式となっている。試合は4ゲーム先取の5セットマッチやノーアドバンテージなど、大会独自のルールが採用されている。

　タイブレークの末に2セットを連取したブロックスは第3セットでも3-0とリードし、最初のサービング・フォー・ザ・マッチで迎えた2度目のマッチポイント（40-40）をものにして1時間20分で試合を締めくくった。

　同グループのもうひとつの試合では、第3シードのディノ・プリズミッチ（クロアチア）が第8シードのジャスティン・エンゲル（ドイツ）を4-1 2-4 4-3(3) 4-1で破って大会初勝利をマークした。

　この結果で連勝したブロックスの決勝トーナメント進出一番乗りが確定し、連敗を喫したエンゲルは敗退が決まった。

「（ストレートで勝てば決勝トーナメント進出が決まることは）試合開始の20分ほど前にウォーミングアップルームのスクリーンに表示されているのを見て知っていた。（3つのセットポイントをセーブした）第2セットを取ることができて本当によかったよ」と2023年全豪ジュニア優勝者のブロックスは試合後に語った。

「やっとのことで乗り越えることができた。ただ運に恵まれただけだけど、おかげで第3セットではエネルギーが湧いてきたんだ」

　イブニングセッションで行われたブルー・グループの試合では第5シードのニコライ・ブドコフ シャール（ノルウェー）が第7シードのラファエル・ホダル（スペイン）を4-1 4-2 1-4 4-2で倒して2勝0敗とし、第2試合で第1シードのラーナー・ティエン（アメリカ）が第4シードのマルティン・ランダルーセ（スペイン）を1-4 4-1 4-3(4) 4-3(2)で振りきり1勝目をもぎ取った。

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写真◎Getty Images

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