母国のWTAツアーでキャリア最大の勝利を挙げた18歳タガーが8強入り、トップ100デビューも確定「ここでプレーできるなんて夢のよう」 [リンツ女子]

写真は2025年フレンチ・オープンでのリリー・タガー(オーストリア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「オーバーエスターライヒ・レディース・リンツ」(WTA500/オーストリア・オーバーエスターライヒ州リンツ/4月6~12日/賞金総額120万6446ドル/室内クレーコート)の女子シングルス2回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した18歳のリリー・タガー(オーストリア)が第3シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を6-2 7-6(11)で倒してベスト8進出を果たした。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したタガーは第2セット5-4からブレークバックを許したが、もつれ込んだタイブレーク4-6から挽回した末に迎えた4度目のマッチポイントをものにして2時間2分でキャリア最大の勝利をもぎ取った。

 第2セット5-6の場面で4つのブレークポイントを凌いでキープしたタガーはタイブレークでも追い込まれたが、合計8度のセットポイントをセーブした末にストレート勝利をおさめた。

 トップ100の選手とプレーしたのが13回目だったタガーは7勝目を挙げたが、世界ランク21位のサムソノワはこれまで勝った中で最高位の相手となる。

 昨年の全仏ジュニアでチャンピオンに輝いたタガーは117位で今大会を迎えたが、この勝利で大会後にトップ100デビューすることが確実となった。

「特に終盤は本当にクレイジーな試合だった。彼女(サムソノワ)のプレーが凄く速かったから、かなり大変だった。ここでプレーできるなんて夢のようだわ。これレベルではこれまでで最高のテニスができていると思う」とタガーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「次はもう少し落ち着いた試合ができるようにしたいわ。でも私たちはこのようなチャレンジのために生きているの。今回は今まででもっとも厳しい試合のひとつだった」

 シードダウンを演じたタガーは次のラウンドで、予選勝者のタマラ・コルパッチ(ドイツ)を6-2 6-1で破って勝ち上がった2023年大会チャンピオンのアナスタシア・ポタポワ(オーストリア)と対戦する。

 そのほかの試合では元世界ナンバーワンのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が第2シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を6-1 6-3で退け、予選勝者のドナ・ベキッチ(クロアチア)はラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)が体調不良で棄権したため不戦勝となり、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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