大前綾希子が加治遥との日本人対決を制し、シングルスで大会初優勝 [セキショウ国際女子オープン]
ITF(国際テニス連盟)の女子ツアー下部大会「セキショウ国際女子オープンテニストーナメント」(ITFワールドテニスツアーW25/茨城県つくば市・筑波北部公園テニスコート/8月19~25日/賞金総額2.5万ドル/ハードコート)の大会最終日に行われたシングルス決勝で、第5シードの大前綾希子(島津製作所)が第8シードの加治遥(島津製作所)との日本人対決を3-6 7-6(5) 6-3で制し、大会初優勝を飾った。
26歳の大前がITFツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、2017年3月の横浜(ITF2.5万ドル/ハードコート)以来で6度目となる。
この結果で大前は、加治との国際大会での対戦成績を3勝1敗とした。昨年は2度対戦し、7月のシンガポール(ITF2.5万ドル/ハードコート)の1回戦は大前の途中棄権で加治が、9月の七尾(ITF2.5万ドル/砂入り人工芝コート)の準々決勝では大前が7-6(4) 6-3で勝っていた。
今大会での大前は、1回戦で松田美咲(亜細亜大学)を6-2 6-3で、2回戦で鮎川真奈(エームサービス)を3-6 6-2 6-2で、準々決勝で第4シードの岡村恭香(橋本総業ホールディングス)を6-2 6-1で、準決勝ではキャロル・ジャオ(カナダ)を6-0 6-3で破って決勝進出を決めていた。
2016年からこの大会のダブルスで3連覇を果たした大前は、シングルスで初の栄冠に輝いた。
シングルス決勝
○17大前綾希子(島津製作所)[5] 3-6 7-6(5) 6-3 ●16加治遥(島津製作所)[8]
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位
※写真はシングルスで優勝を果たした大前綾希子(島津製作所/右側)
写真提供◎関彰商事株式会社
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