「歴史的な瞬間」WTAツアー史上初ウクライナ人対決の決勝で19歳ポドレスに勝ったコスチュクが2023年3月以来のツアー2勝目 [WTAルーアン]

写真はビリージーンキングカップ・ファイナルズ予選でのマルタ・コスチュク(ウクライナ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「CAPFINANCESオープン・ルーアン・メトロポール」(WTA250/フランス・ルーアン/4月13~19日/賞金総額28万3347ドル/室内クレーコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)が自国の後輩であるベロニカ・ポドレス(ウクライナ)を6-3 6-4で退け栄冠に輝いた。

 23歳のコスチュクがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2023年3月のオースティン以来でキャリア2度目(準優勝2回)となる。コスチュクは1月のブリスベンでも決勝に進出したが、世界ナンバーワンのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に4-6 3-6で敗れていた。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したコスチュクは第2セット2-1と3-2からサービスダウンを喫したが、3-4から最後の3ゲームを連取して1時間21分で勝利を決めた。

 シングルス決勝がウクライナ人対決となったのはWTAツアー史上初の出来事で、ルーアンでは昨年のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)に続いて同国の選手がチャンピオンとなった。

「今日はただの試合ではなく、ウクライナのテニス界にとって歴史的な瞬間だった。ウクライナの選手2人が決勝で対戦したのは初めてなのだから」とコスチュクは表彰式で話した。

「ウクライナにはトップ100の選手が5人いる。私とベロニカがプレーしたこの試合がより多くの子供たちにとってテニスを始めるきっかけになるよう願っている」

 19歳のポドレスは5歳の頃に移住したフランスで初めてWTAツアーに挑戦し、予選から勝ち上がる過程で今週まで3戦全敗だったトップ100の選手に2連勝を飾るなどして決勝の舞台に辿り着いていた。

 表彰式のスピーチで完璧なフランス語を話してファンから温かい拍手を受けたポドレスは世界ランク209位で今大会を迎えたが、今回の活躍で初めて100位台に食い込み147位に浮上することが決まった。

 先に行われたダブルス決勝では第4シードのジェシカ・マレチコバ/ミリアム・シュコフ(ともにチェコ)がリャン・エンシュオ(台湾)/タン・キアンホェイ(中国)を6-2 7-5で倒し、同ペアでのツアー初優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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