ジョコビッチが3回戦で若き挑戦者フォンセカに2セットアップから逆転負け「純粋に彼のプレーが凄かった」 [フレンチ・オープン]

写真は3回戦で2セットアップから逆転負けを喫したノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月24日~6月7日/クレーコート)の男子シングルス3回戦で、第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第28シードのジョアン・フォンセカ(ブラジル)に6-4 6-4 3-6 5-7 5-7で逆転負けを喫した。

 最初の2セットを落としたあと何とか2セットを取り返したフォンセカは第5セット1-2からサービスダウンを喫した直後に追いつき、5-5からブレークに成功するとサービング・フォー・ザ・マッチ30-40から3本連続でサービスエースを決めて4時間53分で競り勝った。

 2試合連続となる2セットダウンからの逆転勝利で初のグランドスラム16強入りを決めた19歳のフォンセカは次のラウンドで、第24シードのトミー・ポール(アメリカ)を4-6 6-7(4) 6-4 7-6(4) 7-5で破って勝ち上がった第15シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)と対戦する。

 今季初戦のオーストラリアン・オープンで決勝まで勝ち進んだジョコビッチは4回戦で敗れたインディアンウェルズのあと慢性的な肩のケガで戦線離脱を余儀なくされ、復帰戦だった今月のローマでも初戦敗退に終わったためクレーコートで1試合しかプレーできずに今大会を迎えていた。

「2セットアップしていたのに負けたのは悔しいけど、勝利に値するプレーをしたジョアンを称えたい。重要な局面、特に勝負の分かれ目となった第4セットと第5セットでは間違いなく彼のほうがいいプレーをしていた。素晴らしいラリーやポイントがいくつもあり、信じられないようなショットを連発していた」とジョコビッチは試合後の記者会見で語った。

「純粋に彼のプレーが凄かったし、そんな相手と対戦するのは常に厳しい。自分のプレーに大きなミスはなかったし、ただ彼が僕を上回った。それだけだ」

 第2セットまでうまくいっていたことが後半にできなかったのは疲れのせいかと聞かれたジョコビッチは「3セットマッチならよかったのに…」と冗談を言い、「正直に言うと、ガス欠になっていた。第3セットからはフィーリングがよくなかった」と明かした。

「第4セット終盤がチャンスだった。4-3の15-40が最高のチャンスだと感じていた。彼は本当にいいプレーをしたよ」

 ジョコビッチはフォンセカが将来大きな成功をおさめるかと聞かれ、「そうなるよう願っている。彼は間違いなくそのポテンシャルを持っている」と答えた。

「彼には才能があり、爆発的な攻撃力もある。それにブラジルの国全体が彼を応援している。彼がこれから偉大な選手に成長してグランスラム大会で勝つよう願っているし、それを見てみたいと思っている」

 マーガレット・コート(オーストラリア)に並ぶシングルス最多記録となる24回の四大大会制覇を果たしているジョコビッチだが、2023年USオープンを最後にタイトルから遠ざかっている。

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写真◎Getty Images

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