5時間越えの死闘を制して16強入りを決めたベレッティーニがトップ100返り咲きへ「もうカムバックできないんじゃないかと思っていた」 [フレンチ・オープン]

写真は5時間13分の死闘を制して16強入りを決めたマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月24日~6月7日/クレーコート)の男子シングルス3回戦で、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)がフランシスコ・コメサーニャ(アルゼンチン)に7-6(3) 5-7 6-7(4) 6-4 7-6(15-13)で競り勝ちベスト16進出を決めた。

 接戦の末にセットカウント1-2と追い込まれたベレッティーニは第4セット2-2からブレークに成功して奪取し、すべてサービスキープでもつれ込んだ第5セットの10ポイントタイブレークで2度マッチポイントを凌いだ末に4度目のチャンスをものにして5時間13分の死闘に終止符を打った。

「信じられないような試合だった。何とかして勝ち抜く方法を見つける必要があった。持てる力をすべて出しきった」とベレッティーニは試合後に語った。

「数週間前まではこのような試合ができるなんて想像もしていなかった。だからこそ最後まで戦い抜いたこと、そしてもちろん勝つことまでできて本当にうれしいよ」

 2022年1月に世界ランク自己最高の6位をマークした30歳のベレッティーニは様々なケガに苦しむキャリアを送っており、グランドスラム参戦は昨年のウインブルドン以来となる。

 今季のツアーレベルで8勝9敗と負け越しているベレッティーニはトップ100から陥落(105位)して今週を迎えたが、今大会の活躍でランキングの動向をリアルタイムで伝えるATPライブランキングで74位に浮上した。

「告白するけど、もうカムバックできないんじゃないかと思っていた。だから今日は感情的になってしまった」とベレッティーニは試合後の記者会見で打ち明けた。

「僕は自分にもできるのだと証明した。長期に渡って気持ちがあるのに体がついてこなかったり、その逆もあった。去年の夏頃から調子がよくなり始め、年末のデビスカップでは本当にいい状態だったんだ」

 前回プレーした2021年に8強入りした実績を持つベレッティーニは次のラウンドで、マルティン・ランダルーセ(スペイン)との5時間58分に渡るバトルを6-4 6-7(7) 7-6(4) 6-7(7) 7-6(10-8)で制して勝ち上がったフアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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