悩めるシフィオンテクが過去4度優勝したフレンチ・オープンで準々決勝に進めず「ポジティブな敗戦じゃない」
シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月24日~6月7日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、第3シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第15シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)に5-7 1-6で敗れた。
4-3と5-4からブレークバックを許したシフィオンテクは56から3度目のサービスダウンを喫して第1セットを落とし、第2セット第1ゲームをキープできなかったコスチュクが続く6ゲームを連取して1時間39分試合を締めくくった。
ふたりはこれが4度目の対決だったが、すべてストレートで勝っていたシフィオンテクが初黒星を喫した。全仏では2021年の同じラウンドで対決し、シフィオンテクが6-3 6-4で勝っていた。
コスチュクは次のラウンドで、第11シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)を4-6 6-4 6-0で破って勝ち上がった自国の先輩である第7シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦する。
3月のマイアミで初戦敗退を喫したあとウィム・フィセッテ(ベルギー)とのパートナーシップを解消してラファエル・ナダル(スペイン)を長年に渡ってサポートした経験のあるフランシスコ・ロイ(スペイン)をコーチとしてチームに迎えたシフィオンテクは2年ぶり5度目の優勝を目指していたが、クレーコート4大会を9勝4敗で終えた。
「負けるのが好きな人なんていない。ましてやチャンピオンで4回も優勝しているなら尚更だわ。今日はいつも以上に悔しい気持ちが大きい。負け方によるのよ」とシフィオンテクは試合後の記者会見で悔しさを露わにした。
「もっといいプレーができるはずなのに、全力を尽くしたのにできなかったから受け入れ難い。今はとにかくこの経験から学び、次にもっといいプレーができるよう努力するしかない…」
シフィオンテクは第1セット5-6からの大事なサービスゲームで2本のダブルフォールトを含む3つの凡ミスでチャンスを与えてしまい、試合を通してウィナーの3倍となる39本のアンフォーストエラーを犯した。
「試合のコントロールを失ってしまった。試合が進むにつれてどんどん調子が悪くなり、挽回する可能性などなかった。ポジティブな敗戦じゃない。スビトリーナやミルラ・アンドレエワ(ロシア)に負けたときとは違う」
「緊張していたことが敗因だとわかっている。体が思うように動かなかった。こういうことは初めてじゃないから、改善していく必要がある。1週間や1ヵ月、或いはシーズンを通してかもしれないけど、必ず克服できると信じなければならないわ」
写真◎Getty Images
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