4度目のチャンスを掴んだズベレフが悲願のグランドスラム制覇にあと一歩「厳しいチャレンジになると覚悟していた」 [フレンチ・オープン]

写真はキャリア4度目のグランドスラム進出を決めたアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月24日~6月7日/クレーコート)の男子シングルス準決勝で、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第26シードのヤクブ・メンシク(チェコ)を7-5 6-2 3-6 6-3で振りきり四大大会初制覇に王手をかけた。

 相手のサービスゲームを3度破って2セットを連取したズベレフは2-3から唯一のサービスダウンを喫して第3セットを落としたが、第4セット第2ゲームでブレークしたリードを最後まで守りきって3時間1分で試合を締めくくった。

 メンシクは第1セット4-3からのレシーブゲームで15-40のチャンスを掴んだが、ミスも絡んで合計3つのブレークポイントを取りきれなかったことで先に主導権を握るきっかけを逃していた。

「この2週間、彼(メンシク)のプレーぶりは本当に素晴らしかった。凄い選手たちを次々となぎ倒してきたから、今大会ここまででもっとも厳しいチャレンジになるだろうと覚悟していた。何とか勝つことができてうれしい」とズベレフは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼は第3セットでいいプレーをし始め、レベルを上げてきた。でもこれはグランドスラム大会だ。最高峰の試合だから何が起こるかわからない。相手だっていいプレーをする訳だから、うまく対処しなければならない。今日はそれができた」

 ディフェンディング・チャンピオンのカルロス・アルカラス(スペイン)が右手首のケガで欠場した大会で優勝候補筆頭だった第1シードのヤニク・シナー(イタリア)が2回戦で敗れたあと前年の大会で自分に勝った第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)も敗退し、大きな消耗もなく順調に勝ち進んできたズベレフはあと1勝すればグランドスラム制覇の悲願を達成することができる。

 ズベレフはキャリア4度目のグランドスラム決勝で、自国の1年先輩であるマッテオ・アルナルディ(イタリア)が体調不良で棄権したため不戦勝で勝ち上がった第10シードのフラビオ・コボッリ(イタリア)と対戦する。

 ふたりは過去4戦して昨年の全仏3回戦(ズベレフが6-2 7-6(4) 6-1で勝利)を含めてズベレフが3勝1敗とリードしているが、今季はクレーコートで1勝1敗(ミュンヘン準決勝:コボッリが6-3 6-3で勝利、マドリッド準々決勝:ズベレフが6-1 6-4で勝利)と星を分け合っている。

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写真◎Getty Images

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