ベキッチがラッキールーザーのチャンスを生かして2023年3月以来のツアー5勝目「今週は本当に楽しかった」 [WTAロンドン]

写真は2023年3月以来のツアー5勝目を挙げたドナ・ベキッチ(クロアチア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「HSBC選手権」(WTA500/イギリス・ロンドン/6月8~14日/賞金総額191万5000ドル/グラスコート)の女子シングルス決勝で、ドナ・ベキッチ(クロアチア)が2021年USオープン優勝者のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)を6-0 7-6(6)で振りきりチャンピオンに輝いた。

 29歳のベキッチがWTAツアーでタイトルを獲得したのは、2023年3月のモンテレイ以来でキャリア5度目(シングルスのみ、準優勝8回)だが、過去4度はWTA250クラスの大会だった。

 立ち上がりから7ゲームを連取する過程で第1セットを先取したベキッチは第2セット2-5から挽回し、6-5からのレシーブゲーム15-40から3つのブレークポイントを凌がれた末にもつれ込んだタイブレークで迎えた5度目のチャンピオンシップポイントをものにして1時間48分で歓喜の瞬間を迎えた。

 今大会に予選の第6シードで出場していたベキッチは最終ラウンドで第9シードのアンナ・ブリンコワ(ロシア)に2-6 4-6で敗れたが、第5シードでプレーする予定だったマルタ・コスチュク(ウクライナ)が右踵のケガを理由に棄権したためラッキールーザーで本戦入りが決まっていた。

 ラッキールーザーの選手がWTAツアーで優勝したのは7人目だが、WTA500大会ではベキッチが初となる。

「私はこのサーフェスでプレーするこの時期が本当に好きなの。グラスコートが大好きだし、今週は本当に楽しかったわ」とベキッチは試合後に語った。

「テニスでは6-0でセットを取ることが呪いになることがある。エマはレベルを引き上げ、(第2セットで)素晴らしいテニスをした。私はとにかく食らいつき、すべてのボールを返して彼女に最後までプレーさせようと心掛けた」

 続いて行われたダブルス決勝では、テレサ・ミハリコバ(スロバキア)/オリビア・ニコールズ(イギリス)が今大会で初めてペアを組んだレイラ・フェルナンデス(カナダ)/ラウラ・シグムンド(ドイツ)とのノーシード対決を6-3 6-7(4) [10-5]で制して同ペアでのツアー2勝目を挙げた。


女子ダブルスで優勝を飾ったテレサ・ミハリコバ(スロバキア/左)とオリビア・ニコールズ(イギリス)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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