4月に右手首を負傷して戦線を離脱していたアルカラスがUSオープンで迎えたシングルスの復帰戦に勝利「本当に厳しい5ヵ月だった」

写真は4月以来のシングルス復帰戦を勝利で飾ったカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がロマン・サフィウリン(ロシア)を6-4 6-4 6-4で退け大会連覇に向けた挑戦をスタートした。

 3-3から相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したアルカラスは第2セット第2ゲームで一度だけサービスダウンを喫したが、直ぐに追いつくと最後の2セットもワンブレーク差で連取して2時間22分で勝利を決めた。

 右手首を負傷したアルカラスはフレンチ・オープンとウインブルドンを欠場しており、この試合が4月のバルセロナ以来となるシングルスの復帰戦だった。

 今シーズンのアルカラスは1月にオーストラリアン・オープンで初の栄冠に輝き同種目の史上最年少(22歳と272日)で『生涯グランドスラム(キャリアを通して四大大会全制覇)』を達成し、2月のドーハでも初優勝を飾るなど22勝3敗の戦績で今大会を迎えている。

「本当に厳しい5ヵ月だった。だからアーサー・アッシュ・スタジアムに立ってふたたび試合ができるというのは素晴らしいことだ。ここは僕にとって特別な場所であり、特別な大会なんだ」とアルカラスは試合後のオンコートインタビューで語った。

「できるだけ楽しもうとした。観客の熱気やエネルギー、試合自体を含むすべてが恋しかった。だからまた試合ができて本当に幸せだよ」

 手首の調子について聞かれたアルカラスは「正直に言うと、少し不安があった」と明かし、「5セットを戦い抜けるのだろうかと考えていた。4セットになるか5セットまでもつれるのかわからないから不安もあったけど、すべて忘れてやるべきことや改善しようと努力してきたことに集中しようと心掛けていた」と答えた。

「4ヵ月ぶりの試合としては自分のレベルに満足している。いいテニスができたと思うし、とても誇りに思っている。でももっと試合をこなす必要があるし、大会や試合のリズムを取り戻さなければならない。毎日少しずつよくなっていくと信じている」

 アルカラスは次のラウンドで、前日にジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)を6-3 7-6(4) 4-6 1-6 6-2で破って勝ち上がったハイメ・ファリア(ポルトガル)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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