第3セット0-5から奇跡のカムバック、予選から出場の元世界4位ジェン・チンウェンがキーズに逆転勝利で16強入り [USオープン]

写真は第3セット0-5からマッチポイントを凌いだ末に16強入りを決めたジェン・チンウェン(中国)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、予選から勝ち上がってきたジェン・チンウェン(中国)が第22シードのマディソン・キーズ(アメリカ)に1-6 7-6(3) 7-5で逆転勝利をおさめた。

 1ゲームしか落とさず第1セットを先取したキーズはタイブレークの末に第2セットを取り返されたあと第3セットで5-0とリードしたが、1-5からマッチポイントを凌いでブレークしたジェンが最終的に最後の7ゲームを連取して2時間28分で競り勝った。

 フレンチ・オープン1回戦敗退でトップ100から転落した元世界ランク4位のジェンは121位で今大会を迎えたが、今回の活躍で2桁ランキングに戻ることが確定した。

「彼女は第3セットで本当にいいスタートを切った。最初の3ゲームはどうすることもできなかった」とジェンは第3セットについて振り返った。

「ところが私がようやく1ゲーム取った辺りで彼女に疑念が芽生えたような感じで、突然シャープさがなくなってミスが出始めた。だから私は何とか踏み止まって戦い続け、絶対に諦めてはいけないと思ったの」

 試合後の記者会見で同じ場面について聞かれたキーズも「(勝利が目前になって)凄く怖くなってしまった」と認め、「突然自分のショットが打てなくなり、テニスが急に難しいものように感じられたの」と明かした。

「最終的に彼女のプレーがよくなっていき、私は崩れていった。テニスを忘れてしまったような感覚に陥り、突然これが単なるテニスの試合よりもっと重大なことのように感じられてしまった…」

 パリ五輪金メダリストのジェンは次のラウンドで、第25シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)を7-6(3) 7-6(3)で破って勝ち上がった2022年大会チャンピオンで第8シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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