ウインブルドン新女王ノスコバがコスチュクとの激闘を制してキャリア3度目のグランドスラム8強入り「フィジカル面よりも感情的な面で本当に過酷な試合だった」 [USオープン]

写真はキャリア3度目のグランドスラム8強入りを決めたリンダ・ノスコバ(チェコ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第6シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)が第11シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)を7-5 5-7 6-4で倒してベスト8進出を果たした。

 グランドスラム本戦でプレーするのが17回目となるノスコバが同ラウンドで勝ち星を挙げたのはグランドスラム制覇を果たした7月のウインブルドンに続いてキャリア3度目(1敗)となるが、全米では昨年の大会で3回戦まで勝ち進んだのがこれまでの最高成績だった。

 接戦の末に第1セットを先取したノスコバは5-3から4ゲームを連取される過程で2つのマッチポイントを凌がれて第2セットを取り返されたが、第3セット2-2から3ゲーム連続サービスダウンのあと最初のサービング・フォー・ザ・マッチで迎えた通算6度目のチャンスをものにして2時間27分で勝利をもぎ取った。

 ウインブルドン決勝で自国の先輩であるカロリーナ・ムチョバ(チェコ)に6-2 5-7 6-3で勝って栄冠に輝いたノスコバはハードコートのWTA1000シリーズ2大会でプレーしたが、トロントで初戦敗退に終わるなど2勝2敗と結果を残せていなかった。

 ふたりはこれが3度目の対決だったが、4月のマドリッド準々決勝(コスチュクが7-6(1) 6-0で勝利)で敗れていたノスコバが2勝1敗と勝ち越した。直近ではウインブルドンの準決勝で顔を合わせ、ノスコバが6-4 6-4で勝っていた。

「ホッとしたなんていうものじゃないわ。フィジカル面よりも感情的な面で本当に過酷な試合だった」とノスコバは試合後のオンコートインタビューで語った。

「2時間以上プレーしたけど、とにかく最初からずっと緊張しっぱなしだった。重要なポイントがたくさんあり、最後は大きな重圧からようやく解放されたような感じだったわ」

 ノスコバは次のラウンドで、テイラー・タウンゼント(アメリカ)を6-4 6-3で破って勝ち上がったディフェンディング・チャンピオンで第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。

 大会3連覇を目指すサバレンカはノスコバと過去2戦して2勝しており、今シーズンは3月にインディアンウェルズの準決勝でプレーしてサバレンカが6-3 6-4で勝っている。

「過去2度対戦しているけど、それぞれまったく違う展開の試合だった。彼女(サバレンカ)のプレースタイルはよく知っている。勝負はやってみなければわからないと思っている」

「回復して気持ちを切り替えて次の試合に備える時間があと1日ある。いずれにしても間違いなくハイスピードな戦いになるでしょうね」

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写真◎Getty Images

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