世界1位よりも3連覇、サバレンカがノスコバとの激闘を乗り越えベスト4に進出「まだ道のりは長いけど…」 [USオープン]

写真は第3セット10ポイントタイブレークを制してベスト4進出一番乗りを決めたアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がウインブルドン新女王で第6シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)に7-6(1) 3-6 7-6(10-7)で競り勝った。

 タイブレークの末に第1セットを落としたあと3-2からブレークしたリードを守って第2セットを取り返したノスコバは第3セットで4-2とリードしたが、第8ゲームで追いついたサバレンカがもつれ込んだ10ポイントタイブレークで迎えた最初のマッチポイントを12本目のサービスエースでものにして2時間22分でベスト4進出一番乗りを決めた。

 3月に『サンシャイン・ダブル(インディアンウェルズとマイアミのWTA1000シリーズ連続優勝)』を達成したサバレンカは今季前半のハードコートで23勝1敗と圧倒的な戦績を残したが、8月にプレーしたWTA1000シリーズ2大会では4勝2敗と勢いに陰りが見えている。

 この結果でサバレンカは、ノスコバとの対戦成績を3勝0敗とした。今シーズンは3月にハードコートのインディアンウェルズ準決勝で顔を合わせ、サバレンカが6-3 6-4で勝っていた。

「凄いバトルだった。特に第3セットでは自分を限界まで追い込んでいた」とサバレンカは試合後のオンコートインタビューで語った。

「正直に言うと、もうダメかもしれないと思っていた。そのおかげで肩の力が抜け、思いきりショットが打てたのだと感じている」

 女子の上位4人による世界ナンバーワン争いが激化している中でサバレンカが1位の座を維持するには少なくともタイトルを防衛する必要があり、水曜日に第2シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が予選勝者のジェン・チンウェン(中国)に勝てば99週間(通算106週間)維持してきた地位を失うことになる。

 試合後の記者会見で世界1位の座を失っても優勝すれば満足できるかと聞かれたサバレンカは「もちろん3連覇よ」と即答し、「まだ道のりは長いけど、3連覇のチャンスがある位置にいられて本当にうれしく思っている」と話した。

 サバレンカは次のラウンドで、第26シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)との地元勢対決を3-6 6-4 6-3で制して勝ち上がった第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。

 ふたりは昨年の大会でも同じラウンドで対決し、サバレンカが4-6 6-3 6-4が勝っている。両者は過去13戦してサバレンカが9勝4敗とリードしているが、昨年の全米以降にプレーした直近の3試合ではペグラが2勝1敗と勝ち越している。

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写真◎Getty Images

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