ルバキナがジェン・チンウェンに逆転勝利でベスト4進出、WTAランキング史上30人目の世界ナンバーワンが確定 [USオープン]

写真はエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第2シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が予選から勝ち上がってきたパリ五輪金メダリストのジェン・チンウェン(中国)に3-6 6-1 6-4で逆転勝利をおさめた。

 グランドスラム本戦でプレーするのが29回目となるルバキナが同ラウンドで勝ち星を挙げたのは、2度目のグランドスラム制覇を果たした1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)以来でキャリア5度目(3敗)となる。

 3-4からサービスダウンを喫して第1セットを落としたルバキナは相手のサービスゲームを2度破って第2セットを取り返し、サービスキープで進んだ第3セット3-4から最後の3ゲームを連取して2時間14分で競り勝った。

 女子は上位4人が大会後に世界ランク1位の座に就く可能性を持っていたが、この勝利でルバキナがWTAランキング史上30人目の世界ナンバーワンになることが確定した。

 同大会に9年連続出場(2018年の予選敗退を含む)となる27歳のルバキナは、昨年の大会で4回戦まで勝ち進んだのがこれまでの最高成績だった。1年前に第9シードで臨んだルバキナは初めて本戦で3試合を勝ち抜き、最後はマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)に4-6 7-5 2-6で敗れていた。

 トロント(WTA1000)で決勝に進出したルバキナはハードコートの前哨戦2大会で8勝2敗の戦績をおさめたが、イガ・シフィオンテク(ポーランド)に対するシンシナティ(WTA1000)の準決勝は左足首のケガで途中棄権(シフィオンテクから4-1)を強いられていた。

 この結果でルバキナは、ジェンとの対戦成績を5勝1敗とした。今シーズンのハードコートでは2月にドーハ(WTA1000)の3回戦で顔を合わせ、ルバキナが4-6 6-2 7-5で勝っていた。

 今大会でのルバキナは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のテア・フロディン(アメリカ)を6-3 6-2で、2回戦でジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)を6-2 6-4で、3回戦でユリア・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)を7-6(6) 6-3で、4回戦では2018年&20年大会チャンピオンで第13シードの大坂なおみ(フリー)を6-1 6-4で破って初の8強入りを決めていた。

 ルバキナは準決勝で、第4シードのココ・ガウフ(アメリカ)と第5シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)の勝者と対戦する。

 フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で初戦敗退に終わったあとトップ100から転落した元世界4位のジェンは121位で今大会を迎えたが、今回の活躍で50位前後に浮上することが見込みとなっている。

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写真◎Getty Images

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