2018年優勝メンバーで就任1年目のストリコバ監督が史上4人目の快挙、チェコが8年ぶり12回目の栄冠「本当に光栄」 [ビリージーンキングカップ・ファイナルズ]

写真は8年ぶり12回目の優勝を飾ったチェコ代表チーム(Getty Images)


 女子テニスの国別対抗戦「ビリージーンキングカップ by ゲインブリッジ ファイナルズ」(中国・深圳/9月22~27日/室内ハードコート)は最終日を迎え、決勝でチェコが第3シードのウクライナを2勝0敗で下して優勝を果たした。

 チェコ(チェコスロバキア時代を含む)が同大会でタイトルを獲得したのは2018年以来で通算12回目(チェコスロバキア時代:1975年&83~85年&88年、チェコ:2011~12年&14~16年&18年&26年)となるが、決勝では今年のウインブルドン決勝で戦ったふたりが母国を世界一に導いた。

 第1試合でカロリーナ・ムチョバ(チェコ)がアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)を6-2 6-3で退け、第2試合のエース対決でリンダ・ノスコバ(チェコ)がエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-3 7-6(5)で振りきった。シングルス2試合で決着がついたため、ダブルスの試合は行われなかった。

 30歳でキャリア最高のシーズンを過ごしているムチョバは「凄く特別なことだわ。このトロフィーを掲げるのが夢だったの」と明かし、「ここにいる仲間たちと一緒に勝てたことが何よりもうれしい」とコメントした。

「練習を含めてこの1週間をどのように戦ってどう乗り切ったのか、ロッカールームの雰囲気などすべてが素晴らしかった。本当に誇りに思う。最高の時間だったし、優勝は正に最高のご褒美ね」

 ファイナルズでのチェコは準々決勝で第2シードのイギリスを2勝0敗で、準決勝では第4シードのスペインを2勝0敗で破って8年ぶり13回目の決勝進出を決めていた。

 前回の優勝メンバーで選手としてチェコの6勝(2011~12年、14~16年、18年)に貢献したバーボラ・ストリコバ(チェコ)はペトル・パラ氏から監督の座を引き継いだが、就任初年度で結果を残した。

 選手と監督の両方で同大会を制したのは、マーガレット・コート(オーストラリア)&ビリー ジーン・キング(アメリカ)&クリス・エバート(アメリカ)に続きストリコバが4人目となる。

「選手として勝ち、今はこんなに素晴らしい選手たちのキャプテンとして優勝することができた。ベンチにいて違う立場で経験できたのは本当に大きな意味がある」とストリコバは語った。

「口に出してはいなかったけど、実を言うとこれは私の夢だった。それが本当に実現してしまった。夢を見ているみたいだけど、紛れもない現実なの。本当に光栄だわ」

 1963年にフェデレーションカップとして始まったワールドテニス(WT:旧国際テニス連盟)が主催する同大会は2025年から新フォーマットを採用しており、今年は14ヵ国によるホーム&アウェー方式で行われる予選ラウンドを勝ち抜いた7ヵ国と開催国(中国)を加えた8チームによるトーナメントで優勝チームを決定する。

 深圳で初めて開催された昨年のファイナルズでは、イタリアが決勝でアメリカに2勝0敗で勝って2年連続6度目(2006年、09~10年、13年、24~25年)の栄冠に輝いていた。

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写真◎Getty Images

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