北京優勝直後のジョコビッチは過去8戦全勝だったフルカチュに初黒星を喫して初戦敗退「少し休んでインドアの大会に備えたい」 [ロレックス上海マスターズ]

写真は2回戦を戦い終えたノバク・ジョコビッチ(セルビア/右)とフベルト・フルカチュ(ポーランド)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ロレックス上海マスターズ」(ATP1000/中国・上海/10月7~18日/賞金総額941万5725ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第10シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が2023年大会チャンピオンのフベルト・フルカチュ(ポーランド)に4-6 3-6で敗れた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、前週の火曜日に北京で今季初優勝を飾ったジョコビッチはこの試合が初戦だった。

 試合を通して13本のサービスエースを決めたフルカチュは第1セット第3ゲームで直面した2つのピンチを凌いで自分のサービスゲームをすべてキープし、各セットで一度ずつブレークに成功して1時間27分で勝利を決めた。

 前週の北京でプレーしたフルカチュは3試合を勝ち抜いたが、アレックス・デミノー(オーストラリア)に対する準決勝で内転筋を痛めて途中棄権(デミノーから6-4 3-2)を強いられていた。

「特別な夜だ。ノバクとは7年ほど対戦してきたけど勝てていなかったからね。彼は長年に渡って偉大なチャンピオンであり続けている」とフルカチュは試合後のオンコートインタビューで語った。

「ツアーでトップに君臨しているし、北京で優勝したばかりの彼に勝つのは非常に難しいタスクだ。でも同時に彼と同じコートにコートに立ってテニス界のレジェンドと対戦できるのは光栄なことだ。凄く楽しいし、自分のレベルを確かめるいい機会にもなるんだ」

 フルカチュは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)のチャンスを生かして第24シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を7-6(7) 3-6 7-6(1)で破って勝ち上がったジョウ・イー(中国)と対戦する。

 ジョコビッチは9度目の対決でフルカチュに初黒星を喫したが、前回プレーした昨年5月のジュネーブ決勝ではフルカチュが7-5 6-7(2) 6-7(2)で逆転負けを喫したが接戦を演じていた。

「1セットで一度でもサービスゲームを落とすと負けてしまう。今日はそんな試合だった。彼(フルカチュ)のサービスを返すのは非常に難しく、ほとんど不可能に近い」とジョコビッチは試合を振り返った。

「北京では素晴らしい1週間を過ごせた。少し休んでインドアの大会に備えたい。ATPファイナルズに出場したいと思っている。今のところパリだけはプレーするつもりだ。そこでいい結果を残せるよう願っている」

 この日プレーしたトップ10プレーヤーは第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)&第3シードのベン・シェルトン(アメリカ)&第7シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)&第9シードのデミノーが初戦を突破したが、第6シードのフラビオ・コボッリ(イタリア)は38歳のアドリアン・マナリノ(フランス)に1-6 6-4 3-6で敗れた。

 そのほかの試合では第13シードのヤクブ・メンシク(チェコ)、第16シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)、第19シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)、第21シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)、第25シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、第26シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、カンタン・アリス(フランス)、アルトゥール・ジェア(フランス)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した日本の坂本怜(IMG)が3回戦に駒を進めた。

 アリスが第27シードのアレクサンダー・ブロックス(ベルギー)に4-6 7-6(9) 6-4で逆転勝利をおさめ、ジェアが自国の先輩で第30シードのユーゴ・アンベール(フランス)を6-4 3-6 6-1で振りきり、20歳の坂本は第23シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-4 6-4で倒してそれぞれシードダウンを演じた。

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写真◎Getty Images

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