ダビドビッチ フォキナが自国の後輩ホダルに逆転勝利でキャリア最大のタイトルを獲得「頭が真っ白」 [ロレックス上海マスターズ]

写真はキャリア最大のタイトルを獲得したアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ロレックス上海マスターズ」(ATP1000/中国・上海/10月7~18日/賞金総額941万5725ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第25シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が自国の後輩で第12シードのラファエル・ホダル(スペイン)に1-6 7-6(5) 6-4で逆転勝利をおさめてチャンピオンに輝いた。

 27歳のダビドビッチ フォキナがATPツアーの同種目でタイトルを獲得したのはキャリア3度目(2022年モンテカルロを含む準優勝5回)だが、過去2勝はいずれも今シーズンに勝ったATP250の大会だった。

 1ゲームしかサービスキープができずに第1セットを落としたダビドビッチ フォキナは2-3から初のブレークに成功するとタイブレークの末に第2セットを取り返し、第3セット2-2から相手のサービスゲームを破って2時間27分で競り勝った。

「今は言葉が出てこない。頭が真っ白だ。何と言えばいいのか、どんな気持ちなのか自分でもよくわからない。とにかくホッとしている」とダビドビッチ フォキナは試合後のオンコートインタビューで語った。

「第1セットを落としたあと、今大会はずっとそうだったけど諦めずに戦い続けなければならなかった。タイブレークでは自分を信じ、とにかくボールを打ち返そうとした。彼(ホダル)は素晴らしいテニスをしていたよ。第3セットでは僕のほうが少し体力的に余裕があったかもしれない」

 背中のケガで戦線離脱を余儀なくされていた27歳のダビドビッチ フォキナは7月以来の復帰戦だった先月の成都で今季2勝目を挙げた翌週の東京で初戦敗退を喫したが、中国の2大会で10勝1敗の好成績を残した。

「チームには本当に感謝している。彼らは長年に渡って僕を支えてくれた」とダビドビッチ フォキナはチームに感謝の意を述べた。

「今年は本当に大変だった。休んでいた2ヵ月だけでなく、ほかにもケガで何大会かプレーできなかった。決して簡単な道のりではなかった。言葉では伝えきれないけど、本当に有難いと思っている」

 今大会の結果でダビドビッチ フォキナがキャリアハイの13位に、ホダルは自己最高タイの11位に浮上することが確定した。

 またホダルはレースランキング(Race To Turin)で9位となり、ヤニク・シナー(イタリア)が欠場を表明している男子トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」の出場圏内に食い込んだ。

 先に行われたダブルス決勝ではルーカス・ミドラー/ニール・オーバーライトナー(ともにオーストリア)がフランシスコ・カブラル(ポルトガル)/JJ・トレイシー(アメリカ)とのノーシード対決を6-3 6-4で制し、同ペアでの初優勝をATPマスターズ1000大会で達成した。


男子ダブルス優勝のルーカス・ミドラー(オーストリア/右)とニール・オーバーライトナー(オーストリア)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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