フレンチ・オープン準優勝者フワリンスカがWTA1000大会でツアー初タイトルを獲得「本当に格別」 [武漢オープン]

写真はツアー初優勝を飾ったマヤ・フワリンスカ(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「Dongfeng Voyah武漢オープン」(WTA1000/中国・湖北省武漢/10月12~18日/賞金総額408万8211ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第16シードのマヤ・フワリンスカ(ポーランド)がソネイ・カルテル(イギリス)に2-6 6-4 6-2で逆転勝利をおさめてツアー初優勝を飾った。

 25歳のフワリンスカがツアーレベルで決勝に進出したのは6月のフレンチ・オープン以来でキャリア2度目だったが、前回はミルラ・アンドレエワ(ロシア)に3-6 2-6で敗れていた。

 2009年にWTA(女子テニス協会)が現在に繋がるツアーの格付けをして以来、WTA1000クラスの大会で初タイトルを獲得したのはフワリンスカが4人目となる。

 これ以前には2018年インディアンウェルズで大坂なおみ(フリー)、翌年の同大会でビアンカ・アンドレスク(カナダ)、25年モントリオールではビクトリア・エムボコ(カナダ)が成し遂げていた。

 1ゲームしかサービスキープができずに第1セットを落としたフワリンスカは一進一退の展開となった第2セットを何とか取り返し、第3セット2-2から最後の4ゲームを連取して2時間42分で歓喜の瞬間を迎えた。

「このタイトルは本当に格別だわ。まだ自分が勝ったことを実感できていないけど、特別なものだと感じている」とフワリンスカは試合後の記者会見で語った。

「(準優勝を果たした)フレンチ・オープンも素晴らしかったけど、そのあとに辛い時期を経験した。周りからの風当たりが強く、精神的に大きな負担になっていた。私もただの人間なの。でも一生懸命に努力を続け、それが報われたことに凄く感謝している」

 1年前の同時期に世界ランク150位前後だったフワリンスカはフレンチ・オープン準優勝で20位台に飛躍したが、今大会の結果でキャリアハイの11位に浮上することが確定した。

 一方で24歳のカルテルは3月にインディアンウェルズ4回戦を途中棄権したあと背中のケガ(疲労骨折)で戦線離脱を余儀なくされたことで50位台から170位に転落していたが、復帰後に中国でプレーした2大会(北京&武漢)の好成績(7勝2敗)でトップ50(49位)に返り咲いた。

 先に行われたダブルス決勝では第1シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/ルイーザ・ステファニー(ブラジル)が前年の優勝ペアで第3シードのストーム・ハンター(オーストラリア)/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)を7-5 6-4で倒し、9月のサンパウロからマッチ12連勝を飾って今季6勝目を挙げた。


女子ダブルスで優勝を飾ったガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ/右)とルイーザ・ステファニー(ブラジル)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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