大谷桃子のダブルスは3連覇を目指すオランダペアに敗れる [フレンチ・オープン車いすの部]
今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)の車いすの部の女子ダブルス1回戦で、クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)/大谷桃子(株式会社かんぽ生命保険)は第1シードのディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)に3-6 4-6で敗れた。試合時間は1時間22分。
大谷とモンジェーヌのコンビは、今回が2度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ2018年9月のセントルイス(ITFスーパーシリーズ/ハードコート)では、準優勝を飾っていた。
デ グロート/ファンクォトは決勝で、第2シードの上地結衣(三井住友銀行)/ジョーダン・ワイリー(イギリス)と対戦する。上地/ワイリーは1回戦で、マジョレーン・バイス(オランダ)/シャーロット・ファマン(フランス)を6-0 6-1で下しての勝ち上がり。
シングルスに出場していた大谷は前日に行われた準決勝で第1シードのデ グロートを7-5 6-4で倒す金星を挙げ、この日行われた決勝で第2シードの上地に2-6 1-6で敗れはしたが準優勝を果たしていた。
車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。
昨年の大会は、男子シングルスでグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)が3年ぶり2度目、女子シングルスはデ グロートが初優勝を飾った。男子ダブルスではフェルナンデス/国枝慎吾(ユニクロ)が初タイトルを獲得し、女子ダブルスはデ グロート/ファンクォトが2連覇を達成した。(テニスマガジン)
※写真はシングルス決勝での大谷桃子(株式会社かんぽ生命保険)
PARIS, FRANCE October 09. Momoko Ohtani of Japan in action against Yui Kamiji of Japan in the Women's Wheelchair Singles Final during the French Open Tennis Tournament at Roland Garros on October 9th 2020 in Paris, France. (Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)
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