17歳のカジュール・アンジュがITFツアーのシングルスで初タイトル獲得、佐藤久真莉はダブルス準優勝 [W15オロモウツ]

ITF(国際テニス連盟)の女子ツアー下部大会「ITSカップ」(ITFワールドテニスツアーW15/チェコ・オロモウツ/8月5~11日/賞金総額1.5万ドル/クレーコート)のシングルス決勝で、カジュール・アンジュ(橋本総業ホールディングス)が予選から勝ち上がってきたマルチナ・クデロバ(チェコ)を6-3 6-3で下し、ノーシードから優勝を果たした。試合時間は1時間18分。

 17歳のカジュールがITFワールドテニスツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、今回が初となる。

 今大会でのカジュールは、1回戦で第7シードのアネタ・ラブートコバ(チェコ)を6-3 6-0で、2回戦で予選勝者のヤンチェ・ティルバージャー(ドイツ)を5-7 6-1 6-2で、準々決勝でティメア・ヤルスコバ(スロバキア)を7-6(5) 6-2で、準決勝では予選勝者のヤナ・ヤブロノフスカ(スロバキア)を6-2 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 ダブルスでは、ピア・ロフリッチ(スロベニア)とのペアで出場した佐藤久真莉(富士薬品)がノーシードから決勝に勝ち上がったが、第3シードのクララ・ハイコバ(チェコ)/ラブートコバに4-6 6-2 [4-10]で敗れて準優勝となった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、JRはITFジュニア枠

日本人選手の結果

シングルス決勝

○26カジュール・アンジュ(橋本総業ホールディングス)6-3 6-3 ●15マルチナ・クデロバ(チェコ)[Q]

シングルス準決勝

○26カジュール・アンジュ(橋本総業ホールディングス)6-2 6-4 ●20ヤナ・ヤブロノフスカ(スロバキア)[Q]

シングルス準々決勝

○26カジュール・アンジュ(橋本総業ホールディングス)7-6(5) 6-2 ●30ティメア・ヤルスコバ(スロバキア)

シングルス2回戦

○26カジュール・アンジュ(橋本総業ホールディングス)5-7 6-1 6-2 ●28ヤンチェ・ティルバージャー(ドイツ)[Q]

●22佐藤久真莉(富士薬品)4-6 3-6 ○23ピア・ロフリッチ(スロベニア)[JR]

シングルス1回戦

●8江藤奈緒子(JAPAN Tennis Players Production)[5] 2-6 2-6 ○7ベロニカ・ヴルコフスカ(チェコ)

○26カジュール・アンジュ(橋本総業ホールディングス)6-3 6-0 ●25アネタ・ラブートコバ(チェコ)[7]

○22佐藤久真莉(富士薬品)6-3 6-1 ●21カタリナ・クズモバ(スロバキア)

ダブルス決勝

●4ピア・ロフリッチ/佐藤久真莉(スロベニア/富士薬品)4-6 6-2 [4-10] ○12クララ・ハイコバ/アネタ・ラブートコバ(チェコ)[3]

ダブルス準決勝

○4ピア・ロフリッチ/佐藤久真莉(スロベニア/富士薬品)3-6 7-6(5) [10-8] ●7クリスティーナ・ラバロバ/ヨアンナ・ザワツカ(チェコ/ポーランド)

ダブルス準々決勝

●16カジュール・アンジュ/ラウラ・マルニアコバ(橋本総業ホールディングス/スロバキア)[2] 3-6 6-0 [9-11] ○13マルチナ・プラドバ/カロリーナ・ヴルチコバ(チェコ)

○4ピア・ロフリッチ/佐藤久真莉(スロベニア/富士薬品)6-4 0-6 [10-4] ●1ヤナ・ヤブロノフスカ/リネア・マルムクイスト(スロバキア/スウェーデン)[1]

ダブルス1回戦

○16カジュール・アンジュ/ラウラ・マルニアコバ(橋本総業ホールディングス/スロバキア)[2] 3-6 6-0 [11-9] ●15ルーシー・イバノワ/ダリナ・プレチェフテロワ(チェコ)

○4ピア・ロフリッチ/佐藤久真莉(スロベニア/富士薬品)6-3 6-2 ●3ルドミラ・カレイソバ/ルーシー・ペトルゼロワ(チェコ)

※写真は昨年の全日本選手権でのカジュール・アンジュ(橋本総業ホールディングス)
撮影◎宮原和也 / KAZUYA MIYAHARA

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