宮崎市民文化ホールで「南部九州インターハイ(テニス競技)」の開会式が行われる

高校テニスの日本一を争う「第76回全国高等学校対抗テニス大会(団体)/第109回全国高等学校テニス選手権大会(個人単複)」(南部九州インターハイ)の開会式が、8月1日、宮崎県宮崎市の宮崎市民文化ホールで16時から開催された。

 都道府県予選を勝ち抜き、インターハイの切符を手にした男子51校、女子50校の高校生プレーヤーたち(各校は5名まで登録)が集結。そこに監督やチームメイト、家族、友人、学校関係者らが集まり、盛大な開会式となった。

 開会宣言は、宮崎県高等学校体育連盟テニス専門部の飯干賢部長が行った。

飯干部長による開会宣言

 国家斉唱、全国高体連の歌斉唱のあと、優勝旗、優勝杯返還、およびレプリカの贈呈となった。

優勝旗を返還する昨年の女子団体優勝校・相生学院(兵庫)

 全国高等学校体育連盟テニス専門部の石原弘也部長の挨拶のあと、日本テニス協会から土橋登志久フェド杯監督もあいさつ。土橋監督は小学生の2年間、宮崎の地で過ごしたことがあると話した。

高体連テニス部の石原部長は熱中症への注意を強く呼びかけた

土橋監督は柳川(福岡)で1982~84年の3年間インターハイに出場

 その後は、宮崎市の原田賢一郎副市長、宮崎県テニス協会の秋田義久会長、そして生徒代表として、宮崎県立宮崎農業高校の瀬口詠理さんが、それぞれ出場校、出場選手たちに歓迎の言葉を述べた。瀬口さんは「宮崎の人は心があたたかく、穏やかな人ばかり」と話した。

宮崎市の原田副市長

宮崎県テニス協会の秋田会長

地元生徒を代表して瀬口さんが歓迎の言葉を述べた

 選手宣誓は地元宮崎県から、佐土原高校の男子主将・日高恵大朗、宮崎商業の女子主将・渡辺栞凪、両選手が行い、あまりの緊張からか何度も繰り返しとなったが、会場からは大きな拍手が贈られた。

選手宣誓の日高主将(左)と渡辺主将

 閉式後は、宮崎市の巨田神楽保存会による神楽奉納、宮崎大宮高校ダンス部による歓迎演技が行われ、最後は歴代優勝校、選手の名が映像で流れて終了となった。

巨田神楽保存会による神楽奉納

圧巻だった宮崎大宮高校ダンス部の歓迎演技

 テニス競技は明日2日(金)から4日(日)まで団体戦、5日(月)から8日(木)まで個人戦が実施される。

 会場は、団体戦がKIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園(砂入り人工芝コート24面)、個人戦がKIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園(砂入り人工芝コート24面)で行われる。個人戦ダブルスは準々決勝まで宮崎市生目の杜運動公園(砂入り人工芝コート16面)が会場となる。

(写真◎小山真司)

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