フリードサムが第2シードのコルネを倒す番狂わせ [パレルモ女子オープン]

イタリア・パレルモで開催されている「パレルモ女子オープン」(WTAインターナショナル/7月22~28日/賞金総額25万ドル/クレーコート)のシングルス2回戦で、アンナ レナ・フリードサム(ドイツ)が第1セットで先にブレークを許しながらも巻き返し、第2シードのアリゼ・コルネ(フランス)を7-5 6-4で倒した。

 肩の手術に続いて1年以上ツアーから遠ざかっていたフリードサムは、第1セットで一時2-4と劣勢に立たされていたが、そこから挽回することに成功した。彼女は次の準々決勝で、第8シードのジル・タイヒマン(スイス)と対戦する。タイヒマンは予選勝者のガブリエラ・セ(ブラジル)を6-1 7-6(4)で下し、やはりベスト8に駒を進めた。

 第4シードのタマラ・ジダンセク(スロベニア)もまた、ラッキールーザー(予選敗退後、本戦に繰り上がり出場)のリュドミラ・サムソノワ(ロシア)に2-6 5-7で敗れた。

 サムソノワは準々決勝で、フィオナ・フェロ(フランス)と対戦する。先週のローザンヌでキャリア初のWTAタイトルを獲得したばかりのフェロはこの日、ワイルドカード(主催者推薦枠)のジュリア・ガット モンティコーネ(イタリア)を6-3 6-2で退けた。

 このクレーコート大会は、5年の不在のあとにWTAツアーに復活した。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はアンナ レナ・フリードサム(ドイツ)、5月23日ドイツ・ニュルンベルクで撮影
NUREMBERG, GERMANY - MAY 23: Anna-Lena Friedsam in action during the WTA Nuernberger Versicherungscup on May 23, 2019 in Nuremberg, Germany. (Photo by Alexander Scheuber/Getty Images)

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