ズボナレワがシグムンドとの初コンビで14年ぶりの女子ダブルス制覇 [USオープン]
今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、ラウラ・シグムンド(ドイツ)/ベラ・ズボナレワ(ロシア)が第3シードのニコール・メリカ(アメリカ)/シュー・イーファン(中国)を6-4 6-4で下し、ノーシードから栄冠に輝いた。試合時間は1時間19分。
ズボナレワとシグムンドは、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。36歳のズボナレワはナタリー・ドゥシィ(フランス)とのペアで2006年に同大会でグランドスラム初タイトルを獲得しており、14年ぶりにチャンピオン返り咲きを果たした。
シングルスで元世界ランク2位のズボナレワは2010年の同大会で決勝に進出しており、キム・クライシュテルス(ベルギー)に敗れて準優勝していた。
32歳のシグムンドは2016年の同大会でマテ・パビッチ(クロアチア)と組んだミックスダブルスを制しており、それ以来となる2度目のグランドスラム制覇を成し遂げた。
今大会のシグムンド/ズボナレワは、1回戦でアレクサ・グラーチ(チリ)/デジレイ・クラブチェク(アメリカ)を6-3 6-0で、2回戦で第7シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)/ソフィア・ケニン(アメリカ)を7-6(4) 6-3で、準々決勝で第2シードのエリース・メルテンス(ベルギー)/アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-4 7-6(1)で、準決勝ではアンナ・ブリンコワ/ベロニカ・クデルメトワ(ともにロシア)を5-7 6-3 7-5で破って決勝進出を決めていた。
メリカ/シューは同会場で行われた前哨戦のウェスタン&サザン・オープン(WTAプレミア5/ハードコート)でも決勝に進出していたが、2大会連続で準優勝に終わった。
新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより会場内の人数を減らすため、今年の男女ダブルスは64ドローではなく32ドローで開催された。(テニスマガジン)
※写真は(右から)女子ダブルス優勝のラウラ・シグムンド(ドイツ)、ベラ・ズボナレワ(ロシア)、準優勝のニコール・メリカ(アメリカ)、シュー・イーファン(中国)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 11: (L-R) Yifan Xu of China and Nicole Melichar of the United States celebrate with their runner-up trophy alongside champions Vera Zvonareva of Russia and Laura Siegemund of Germany after their Women's Doubles final match on Day Twelve of the 2020 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 11, 2020 in the Queens borough of New York City. (Photo by Al Bello/Getty Images)
Pick up
-
2024-02-20
最先端のテニスコーナーにテニマガ編集部が潜入!
オーストラリアン・オープンのオフィシャルストリンガーブース
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2024-03-26
【ITテニスリーグ】アーシャルデザインが史上初、3連覇の快挙!
ITスポーツ連盟が主催する「第26回ITテニスリーグ」が3月
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Pick up
-
2024-02-20
最先端のテニスコーナーにテニマガ編集部が潜入!
オーストラリアン・オープンのオフィシャルストリンガーブース
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2024-03-26
【ITテニスリーグ】アーシャルデザインが史上初、3連覇の快挙!
ITスポーツ連盟が主催する「第26回ITテニスリーグ」が3月
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ