バボス/ムラデノビッチがグランドスラム2勝目、ムラデノビッチは2度目の地元優勝 [フレンチ・オープン]

今年ふたつ目のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子ダブルス決勝で、第2シードのティメア・バボス(ハンガリー)/クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)がドゥアン・インイン/ジェン・サイサイ(ともに中国)を6-2 6-3で下し、2度目のグランドスラム制覇を果たした。試合時間は1時間10分。

 バボスとムラデノビッチのコンビは、今季6大会目のダブルス出場。1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の決勝で敗れたあとは3大会連続で初戦敗退を喫したが、4月にイスタンブール(WTAインターナショナル/クレーコート)で今シーズンの初タイトルを獲得していた。

 今大会でのバボス/ムラデノビッチは、1回戦でジアン・シンユー/ワン・チャン(ともに中国)を6-2 6-2で、2回戦でアリゼ・コルネ(フランス)/ペトラ・マルティッチ(クロアチア)を7-5 6-1で、3回戦でアンナ レナ・フリードサム/ラウラ・シグムンド(ともにドイツ)を4-6 6-3 6-3で、準々決勝で全豪決勝で敗れた第5シードのサマンサ・ストーサー(オーストラリア)/ジャン・シューアイ(中国)を3-6 6-1 7-6(3)で、準決勝では第6シードのエリース・メルテンス(ベルギー)/アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-2 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 昨年11月にWTAファイナルズ(シンガポール・シンガポール/室内ハードコート)を制したバボス/ムラデノビッチは、グランドスラムで昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨークハードコート)から3大会連続で決勝に進出し、昨年1月の全豪に続く2度目の栄冠に輝いた。

 2016年にカロリーヌ・ガルシア(フランス)と組んでロラン・ギャロスの頂点に立っていたムラデノビッチは、2度目の地元優勝を果たした。大会後に更新される世界ランクでは、初めて世界1位の座に就くことになる。

 ドゥアンとジェンの中国コンビはツアー大会では初めてペアを組んだが、3組のシードを倒すなどしてグランドスラム決勝の舞台にたどり着いていた。

※写真は女子ダブルスで優勝を果たしたティメア・バボス(ハンガリー/左)とクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス/右)
PARIS, FRANCE - JUNE 09: Winners Timea Babos of Hungary and partner Kristina Mladenovic of France celebrate with the trophy following the ladies doubles final against Yingying Duan of China and Saisai Zheng of China during Day fifteen of the 2019 French Open at Roland Garros on June 09, 2019 in Paris, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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