ムチョバがプリスコバとのチェコ対決で3時間17分の死闘を制し、4度目のグランドスラムでベスト8に躍進 [ウインブルドン]

今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス4回戦で、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)が第3シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)との死闘を4-6 7-5 13-11で制し、ベスト8進出を果たした。試合時間は3時間17分。

 グランドスラムに4度目の出場となる22歳のムチョバは、初めて予選を突破した昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で3回戦に進出。初挑戦だった昨年のウインブルドンでは、予選2回戦でユージェニー・ブシャール(カナダ)に2-6 6-2 3-6で敗れていた。

 今シーズンのムチョバは、5月にプラハ(WTAインターナショナル/クレーコート)でWTAツアー自己最高となる準優勝を飾っていた。

 この結果でムチョバは、プリスコバとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は今年1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の1回戦で初対戦しており、プリスコバが6-3 6-2で勝っていた。

 今大会でのムチョバは、1回戦でアレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)を7-5 6-2で、2回戦でマディソン・ブレングル(アメリカ)を6-3 6-4で、3回戦では第20シードのアネット・コンタベイト(エストニア)を7-6(7) 6-3で破って16強入りを決めていた。

 ムチョバは準々決勝で、第8シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦する。スビトリーナは4回戦で、第24シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)を6-4 6-2で下しての勝ち上がり。

※写真はカロリーナ・ムチョバ(チェコ)
LONDON, ENGLAND - JULY 08: Karolina Muchova of The Czech Republic celebrates victory in her Ladies' Singles fourth round match against Karolina Pliskova of The Czech Republic during Day Seven of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 08, 2019 in London, England. (Photo by Matthias Hangst/Getty Images)

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