ブレイディが5試合連続ストレート勝利でベスト4へ躍進 [USオープン]

今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第28シードのジェニファー・ブレイディ(アメリカ)が第23シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)を6-3 6-2で下し、ベスト4進出を果たした。試合時間は1時間9分。

 フラッシングメドウに4年連続出場となる25歳のブレイディは、初参戦だった2017年のベスト16がこれまでの最高成績だった。昨年は1回戦で、アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)に1-6 6-4 0-6で敗れていた。

USオープン2020|トーナメント表

 新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる中断後にアメリカで最初に開催された公式戦だったレキシントン(WTAインターナショナル/ハードコート)に参戦していたブレイディはノーシードから勝ち上がり、WTAツアー初タイトルを獲得していた。

 この結果でブレイディは、3度目の対戦でプティンセバから初勝利を挙げた。両者は2018年に2度対戦し、5月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の2回戦は6-4 6-3で、8月のワシントンDC(WTAインターナショナル/ハードコート)の2回戦では7-5 6-2で、いずれもプティンセバが勝っていた。

 今大会でのブレイディは、1回戦でアンナ・ブリンコワ(ロシア)を6-3 6-2で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したキャサリン・ベリス(アメリカ)を6-1 6-2で、3回戦でカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-3 6-3で、4回戦では2016年覇者で第17シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を6-1 6-4で破って初の8強入りを決めていた。

 ブレイディは準決勝で、第4シードの大坂なおみ(日清食品)とノーシードから勝ち上がってきたシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

※写真はジェニファー・ブレイディ(アメリカ)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 08: Jennifer Brady of the United States returns the ball during her Women's Singles quarterfinal match against Yulia Putintseva of Kazakhstan on Day Nine of the 2020 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 8, 2020 in the Queens borough of New York City. (Photo by Al Bello/Getty Images)

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