グラス・シーズンがスタート、ツォンガが初戦で13本のサービスエース [メルセデス・カップ]

ドイツ・シュツットガルトで開催されているグラスコートの大会「メルセデス・カップ」(ATP250/6月10~16日/賞金総額75万4540ユーロ)のシングルス1回戦で、ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)が雨でこの日のスケジュールが早めに打ち切られる前に、2017年ベスト4のミーシャ・ズベレフ(ドイツ)を6-3 6-0で倒して2回戦に駒を進めた。

 ツォンガは、グラスコートでの初戦を1時間足らずで終わらせる過程で、13本のサービスエースを記録した。彼は2回戦で、第6シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)とアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)の勝者と対戦する。

 昨年の決勝でロジャー・フェデラー(スイス)に敗れて準優勝していたラオニッチは、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、デニス・シャポバロフ(カナダ)と並び、シードがついているカナダ人選手の一角だ。ラオニッチは右膝の故障のためクレーコートシーズンをスキップしたあと、この大会で復帰することになる。

 第8シードのシャポバロフはこの日、ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)と対戦することになっていたが、彼らの試合は雨のために火曜日に延期された。

 また、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)は1セットダウンから巻き返し、フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)を4-6 7-5 6-3で下した。19歳のキツマノビッチは次の2回戦で、シャポバロフ対ストルフの勝者と対戦する。

 火曜日に行われる予定の試合の中には、第5シードのガエル・モンフィス(フランス)対スティーブ・ジョンソン(アメリカ)、第7シードのオジェ アリアシム対エルネスツ・グルビス(ラトビア)、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)対ニック・キリオス(オーストラリア)の対戦がある。

 シュツットガルトは、2015年にクレーコートからグラスコートへとサーフェスを変えた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス/手前)
10 June 2019, Baden-Wuerttemberg, Stuttgart: Tennis: ATP-Tour - Stuttgart, single, men, 1st round, Zverev (Germany) - Tsonga (France). Overview of the court. Photo: Silas Stein/dpa (Photo by Silas Stein/picture alliance via Getty Images)

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