ケニンが今季グランドスラム2冠に王手、クビトバから初勝利 [フレンチ・オープン]
今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)の女子シングルス準決勝で、第4シードのソフィア・ケニン(アメリカ)が第7シードのペトラ・クビトバ(チェコ)を6-4 7-5で倒し、2度目のグランドスラム制覇に王手をかけた。試合時間は1時間45分。
ロラン・ギャロスに3年連続出場となる21歳のケニンは、昨年のベスト16がこれまでの最高成績だった。3回戦でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を6-2 7-5で倒したあと、4回戦でアシュリー・バーティ(オーストラリア)に3-6 6-3 0-6で敗れていた。
今季シーズンのケニンは2月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム初優勝を果たし、3月にはリヨン(WTAインターナショナル/室内ハードコート)で2つ目のタイトルを獲得した。
この結果でケニンは、3度目の対戦でクビトバから初勝利を挙げた。初対戦だった2018年3月のマイアミ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の3回戦は3-6 6-2 6-4で、昨年5月のマドリッド(WTAプレミア・マンダトリー/クレーコート)の1回戦では6-1 6-4で、いずれもクビトバが勝っていた。
今大会でのケニンは、1回戦でリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を6-4 3-6 6-3で、2回戦でアナ・ボグダン(ルーマニア)を3-6 6-3 6-2で、3回戦で予選勝者のイリナ・バラ(ルーマニア)を6-2 6-0で、4回戦で地元選手のフィオナ・フェロ(フランス)を2-6 6-2 6-1で、準々決勝ではダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-4 4-6 6-0で破って4強入りを決めていた。
ケニンは決勝で、イガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。19歳のシフィオンテクは準決勝で、予選から勝ち上がってきたナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)を6-2 6-1で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)
※写真はソフィア・ケニン(アメリカ)
PARIS, FRANCE - OCTOBER 08: Sofia Kenin of The United States of America celebrates after winning a point during her Women's Singles semifinals match against Petra Kvitova of Czech Republic on day twelve of the 2020 French Open at Roland Garros on October 08, 2020 in Paris, France. (Photo by Julian Finney/Getty Images)
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