デ グロート/ファンクォトが大会連覇、デ グロートはグランドスラム4大会連続単複2冠の偉業を達成 [フレンチ・オープン・車いすの部]

今年ふたつ目のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の車いすの部の女子ダブルス決勝で、第1シードのディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)が第2シードのマジョレーン・バイス(オランダ)/サビーネ・エラルブロック(ドイツ)を6-1 6-1で下し、大会連覇を果たした。試合時間は47分。

 両ペアは1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でも決勝で対戦しており、デ グロート/ファンクォトが5-7 7-6(4) [10-8]で勝っていた。

 シングルスに第1シードで出場していたデ グロートは、この日行われた決勝で第2シードの上地結衣(三井住友銀行)を6-0 6-2で破っており、グランドスラムでは昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)から4大会連続となる単複2冠の偉業を達成した。

 今大会でのデ グロート/ファンクォトは、この日行われた1回戦でジウリア・カポッチ(イタリア)/上地を3-6 6-4 [10-4]で倒して勝ち上がっていた。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会は、男子シングルスで国枝慎吾(ユニクロ)が3年ぶり7度目の優勝、女子シングルスは上地が大会連覇を果たした。男子ダブルスではステファン・ウッデ/ニコラ・パイファー(ともにフランス)が2連覇、女子ダブルスはデ グロート/ファンクォトが制した。

※写真はディーダ・デ グロート(左)/アニーク・ファンクォト
PARIS, FRANCE - JUNE 08: Diede De Grout of The Netherlands and partner Aniek Van Koot of The Netherlands celebrate at match point during the womens wheelchair doubles final against Marjolein Buis of The Netherlands and Sabine Ellerbrock of Germany during Day fourteen of the 2019 French Open at Roland Garros on June 08, 2019 in Paris, France. (Photo by Clive Mason/Getty Images)

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