コンタが前年ファイナリストのスティーブンスを下し、グランドスラムで3度目の4強入り [フレンチ・オープン]
今年ふたつ目のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、第26シードのジョハナ・コンタ(イギリス)が前年ファイナリストで第7シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)を6-1 6-4で下し、ベスト4進出を果たした。試合時間は1時間11分。
グランドスラムでコンタが4強入りしたのは、2016年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)と2017年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)に続いて3度目となる。
全仏に5年連続出場となる28歳のコンタは、今年の大会までは本戦未勝利だった。昨年は1回戦で、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)に4-6 3-6で敗れていた。コンタは5月のクレーコート大会で、ラバト(WTAインターナショナル)とローマ(WTAプレミア5)で準優勝を飾って今大会を迎えている。
両者はこれが今季3度目の対戦だったが、コンタがすべて勝利をおさめた。初対戦だった1月のブリスベン(WTAプレミア/ハードコート)の1回戦は6-4 6-3で、3週間前のローマの2回戦では6-7(3) 6-4 6-1で、いずれもコンタが勝っていた。
今大会でのコンタは、1回戦で予選勝者のアントニア・ロットナー(ドイツ)を6-4 6-4で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のローレン・デービス(アメリカ)を6-3 1-6 6-3で、3回戦でヴィクトリア・クズモバ(スロバキア)を6-2 6-1で、4回戦では第23シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-2 6-4で破って8強入りを決めていた。
コンタは準決勝で、第31シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)と19歳のマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)の勝者と対戦する。
※写真はジョハナ・コンタ(イギリス)
PARIS, FRANCE - JUNE 04: Johanna Konta of Great Britain celebrates victory during her ladies singles quarter-final match against Sloane Stephens of The United States during Day ten of the 2019 French Open at Roland Garros on June 04, 2019 in Paris, France. (Photo by Clive Mason/Getty Images)
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