コルネが57回目のグランドスラム大会で初の準々決勝進出を目指す [USオープン]

今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)の大会8日目は、ボトムハーフの男女シングルス4回戦とトップハーフの男女ダブルス準々決勝が行われる予定となっている。

 アリゼ・コルネ(フランス)は今大会で初めて4回戦進出を果たし、彼女の手から逃げ続けている初のグランドスラム準々決勝進出を目指すチャンスをふたたび手に入れた。彼女にとってそれは、実に57回目のチャンスとなる。

USオープン2020|トーナメント表

 世界ランク56位のコルネは、ここ54回のグランドスラム大会に連続して出場している。これは現役選手の中でもっとも多く、オープン化以降の時代では4番目の記録に当たる。62大会連続でグランドスラム大会をプレーした日本の杉山愛が、このカテゴリーでの最多記録保持者だ。

「私はこの記録について、かなり誇りに思っているわ。それは私のキャリアが17歳のときからずっと一貫性を維持しているという意味だから」と今や30歳になったコルネはコメントした。

「決して故障しない、ランキングを落とさないようにするというのは言うほど簡単なことじゃないの。私はキャリアを通して10位から90位の間にいたから、かなり一貫性があると言えると思うわ」

 彼女は月曜日、ルイ・アームストロング・スタジアムの第2試合でツベタナ・ピロンコバ(ブルガリア)と対戦する。ピロンコバは今大会が出産を経ての復帰戦となり、現在はランキングを失っている。

「私は決して諦める選手じゃないの。この回復力を誇りに思うわ」とコルネは語り、次戦を見据えた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は2回戦でのアリゼ・コルネ(フランス)(Getty Images)

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