キーズは3回戦を途中棄権、コルネがフラッシングメドウで初のベスト16進出 [USオープン]
今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス3回戦でアリゼ・コルネ(フランス)と対戦したマディソン・キーズ(アメリカ)が、第2セット途中で棄権した。
第7シードのキーズはタイブレークとなった第1セットを落としたあと、トレーナーを呼んで背中と首の治療を受けた。彼女は試合を続行したが、コルネが7-6(4) 3-2とした時点でリタイアした。
「不運なことに、首がずれてしまったような感じになった。プレーを続けようと努力したが、時間が経つにつれてどんどん酷くなっていった」とキーズは説明し、故障が深刻なものだとは考えていないと語った。
今大会に8年連続9度目の出場となった25歳のキーズは、2017年の決勝でスローン・スティーブンス(アメリカ)に敗れはしたが準優勝していた。
54大会連続57回目のグランドスラムに臨んでいる30歳のコルネは、あと1勝すれば四大大会で初めて8強入りを決めることができる。フラッシングメドウでは初の4回戦進出で、過去4回(2009年全豪、2014年ウインブルドン、2015年&17年全仏)はいずれも壁に阻まれていた。
コルネは次のラウンドで、第18シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-4 6-1で破って勝ち上がったツベタナ・ピロンコバ(ブルガリア)と対戦する。ピロンコバは今大会が出産を経ての復帰戦となり、現在はランキングを失っている。(C)AP(テニスマガジン)
※写真はトレーナーによる治療を受けるマディソン・キーズ(アメリカ)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 05: A trainer works on Madison Keys of the United States during her Women’s Singles third round match against Alizé Cornet of France on Day Six of the 2020 US Open at USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 05, 2020 in the Queens borough of New York City. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)
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