コルネが2年半ぶり優勝「タイトルを欲していた」 [グスタード女子選手権]

「グスタード女子選手権」(WTAインターナショナル/スイス・グスタード/7月16~22日/賞金総額25万ドル/クレーコート) のシングルス決勝で、第1シードのアリゼ・コルネ(フランス)がマンディ・ミネラ(ルクセンブルク)を6-4 7-6(6)で倒し、キャリア6度目となるツアー・タイトルを獲得した。

 32歳にして、キャリア初となるWTA大会決勝をプレーしたミネラは、ここ1年でWTAツアーのシングルスで優勝した3人目の母となることを目指していた。

 28歳のコルネは、このスイス・アルプスのクレーコートで、週を通して一度もセットを落とさないまま、2016年1月のホバート国際以来となる優勝を遂げた。

 世界48位のコルネは226位のミネラに対し、手にした20本のブレークポイントのうち5つをものにした。

 コルネは、ドロップショットのウィナーを決めて第1セットを奪取。第2セットのタイブレークでは、2つのセットポイントをしのいで勝利をつかんだ。

 コルネは試合後、「2年半もタイトルなし。それがどんなものかをほとんど忘れかけていたわ。タイトルを獲らなくても、いいキャリアを送る選手もいる。でも確かに、私は本当に、この6つ目のタイトルを欲していた。最後には、すごく感情的になったわ。ここ数ヵ月に起きたことが頭の中でフラッシュバックしたの」と感慨を吐露した。

「この喜びを、母、友人、新しいコーチ(ダビド・ゴファンの兄、シモン・ゴファン)らと分かち合いたい」(C)AP(テニスマガジン)

※写真はアリゼ・コルネ(フランス)、5月パリで撮影
PARIS, FRANCE - MAY 27: Alize Cornet of France during Day One of the 2018 French Open at Roland Garros stadium on May 27, 2018 in Paris, France. (Photo by Jean Catuffe/Getty Images)

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