錦織は第6シード、デル ポトロとの初コンビでダブルスにもエントリー [ムトゥア・マドリッド・オープン]

ATPツアー公式戦の「ムトゥア・マドリッド・オープン」(スペイン・マドリッド/5月5~12日/賞金総額727万9270ユーロ/クレーコート)に、日本の錦織圭(日清食品)が出場する。
 
 世界ランク7位(4月29日付)の錦織は第6シードとなり、初戦となる2回戦でジル・シモン(フランス)と予選から出場している選手の勝者と対戦する。

 今大会に7年連続8度目の出場となる錦織は、2014年の準優勝がこれまでの最高成績。昨年は1回戦で、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に5-7 4-6で敗れていた。

 フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)とのペアでダブルスにもエントリーしている錦織は、1回戦でファビオ・フォニーニ(イタリア)/ロベルト・リンドステット(スウェーデン)と対戦する予定になっている。

 今シーズンの錦織は、開幕戦のブリスベン(ATP250/ハードコート)で約3年ぶりにタイトルを獲得してツアー決勝での連敗を「9」でストップし、オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)では3年ぶり4度目の8強入りを果たした。

 そのほかの日本勢は、マクラクラン勉(日本)がヤン レナード・ストルフ(ドイツ)とのペアでダブルスに出場しており、初戦の対戦相手は第2シードのルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)となっている。

 予選に第14シードで出場していたダニエル太郎(エイブル)は、1回戦でアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)に6-3 3-6 6-7(2)で敗れていた。

 ムトゥア・マドリッド・オープンはATPツアーで年間9大会行われるマスターズ1000シリーズの第4戦目で、シングルス56ドロー、ダブルス24ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号

予選結果|日本人選手

予選1回戦

●8ダニエル太郎(日本/エイブル)[14] 6-3 3-6 6-7(2) ○7アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)

上位出場選手シード順位|シングルス

ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1]
ラファエル・ナダル(スペイン)[2]
アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[3]
ロジャー・フェデラー(スイス)[4]
ドミニク・ティーム(オーストリア)[5]
錦織圭(日本/日清食品)[6]
フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)[7]
ステファノス・チチパス(ギリシャ)[8]

※写真はダニエル太郎(エイブル)の試合をスタンドで観戦する錦織圭(日清食品/中央)
MADRID, SPAIN - MAY 04: Kei Nishikori watches as Taro Daniel of Japan plays against Albert Ramos-Vinolas of Spain during day one of the Mutua Madrid Open at La Caja Magica on May 04, 2019 in Madrid, Spain. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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