前年度覇者クビトバが2回戦へ、サバレンカとコンタベイトはシードダウン [ムトゥア・マドリッド・オープン]

WTAツアー公式戦の「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/スペイン・マドリッド/5月4~11日/賞金総額702万1128ドル/クレーコート)のシングルス1回戦で、前年度覇者のペトラ・クビトバ(チェコ)がソフィア・ケニ
ン(アメリカ)を6-1 6-4で下し、2回戦に駒を進めた。

 マドリッドで3度優勝している第2シードのクビトバは、1週間ほど前にシュツットガルトでタイトルを獲得し、今季2度の優勝を遂げた初の女子プレーヤーとなったばかりのところだ。

 クビトバは27勝6敗と、マドリッドでもっとも成功をおさめている女子プレーヤーでもある。彼女は昨年のほか、2011年と2015年にもこのスペインの首都で栄冠をつかんでいた。

 前年の決勝でクビトバに敗れた第7シードのキキ・バーテンズ(オランダ)は、カテリーナ・シニアコバ(チェコ)に対する6-3 6-2の勝利で初戦を飾った。

 一方、第10シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)に5-7 4-6で、第14シードのアネット・コンタベイト(エストニア)はアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)に6-0 3-6 2-6で敗れた。

 そのほかの試合では、第9シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)、第12シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)、カロリーヌ・ガルシア(フランス)、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が初戦を突破した。

 第1シードの大坂なおみ(日清食品)は日曜日に、ドミニカ・チブルコバ(スロバキア)に対する試合で大会をスタートさせることになる。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はペトラ・クビトバ(チェコ)
MADRID, SPAIN - MAY 04: Petra Kvitova of the Czech Republic celebrates match point in her match against Sofia Kenin of The United States during day one of the Mutua Madrid Open at La Caja Magica on May 04, 2019 in Madrid, Spain. (Photo by Alex Pantling/Getty Images)

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