エジプト人テニス選手のタウィールが八百長で有罪に

ランキング下位のエジプト人テニス選手が、テニスの不正を取り締まる団体であるテニス・インテグリティ・ユニット(TIU)による取り調べの結果、八百長にかかわる3件の罪状で有罪との判決を受けた。

 不正防止団体の審問官は、29歳のイッサム・タウィール(エジプト)が試合の結果を操作しようとし、八百長をするよう誘いを受けたことを報告せず、スポーツの規則下にいる他の者が不正行為を行っていると知りつつ報告を怠ったと裁決した。

 TIUはこの判決を、金曜日に下した。それまでタウィールは暫定的な活動停止処分を課されており、いかなる公式の大会に出場することも、またただそこに参席することすら許されていなかった。

 タウィールはITFワールドテニスランキングの1175位で、ATPランキングは擁していない。(C)AP(テニスマガジン)

写真◎Getty Images

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