スペインの警察が八百長の嫌疑でテニス選手を逮捕

 スペインの警察が、USオープンに出場した選手ひとりを含め、28人のプロテニス選手が賭け絡みの八百長の嫌疑をかけられている国際組織とつながっていたと明かした。

 警察当局は木曜日、選手は10月に解体に追い込まれたアルメニアの賭け組織からわいろを受け取ったあと、試合結果を操作したと発表した。15人が逮捕され、その中にはテニス選手もいた。

 11軒の家が踏み込み捜査を受け、警察は高級車、ショットガン、クレジットカード、16万7000ユーロの現金などを押収した。

 USオープンに出場したテニス選手が、拘留された者たちの中に含まれているのか否かははっきりしていない。

 警察は、シングルスでの最高ランキングが2007年に236位だったテニス選手のマルク・フォルネル メストレス(スペイン)を、賭けの目的で選手たちを買収していたアルメニアの賭け組織と選手の間の連結係を務めていたことで糾弾した。

 そのほかの選手の名前は、すぐに警察により公表されなかった。(C)AP(テニスマガジン)

写真◎Getty Images

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