2019年シーズン開幕戦のひとつとなる「ブリスベン国際」（オーストラリア・ブリスベン／12月31日～1月6日／賞金総額58万9680ドル／ハードコート）に、日本の錦織圭（日清食品）が出場する。

　世界ランク9位（12月24日付）の錦織は第2シードとなり、初戦となる2回戦の対戦相手はテイラー・フリッツ（アメリカ）とデニス・クドラ（アメリカ）の勝者となる。

　今大会に2年ぶり8度目の出場となる錦織は、前回プレーした2017年に自己最高の準優勝。そのときの決勝では、グリゴール・ディミトロフ（ブルガリア）に2-6 6-2 3-6で敗れていた。

　西岡良仁（ミキハウス）と初めてペアを組んでダブルスにもエントリーしている錦織は、1回戦でワイルドカード（主催者推薦枠）のジェームズ・ダックワース／ジョーダン・トンプソン（ともにオーストラリア）と対戦する。

　そのほかの日本勢は、西岡と内山靖崇（北日本物産）がシングルスに、マクラクラン勉（日本）は昨年10月の東京（ATP500／室内ハードコート）を制したヤン レナード・ストルフ（ドイツ）とのコンビで第2シードとしてダブルスに出場。内山は予選2試合を勝ち抜き、シングルスでは5度目のATPツアー本戦入りを決めた。

　予選に第2シードで出場していたダニエル太郎（エイブル）は、この日行われた予選決勝で第7シードのミオミル・キツマノビッチ（セルビア）に5-7 7-6(9) 3-6で敗れていた。

　ブリスベン国際はATPツアー250の規模の大会で、シングルス28ドロー、ダブルス16ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）、Qは予選勝者

シングルス1回戦組み合わせ｜日本人選手

26西岡良仁（日本／ミキハウス）vs 25グリゴール・ディミトロフ（ブルガリア）[6]

21内山靖崇（日本／北日本物産）[Q] vs 22ユーゴ・アンベール（フランス）[Q]

ダブルス1回戦組み合わせ｜日本人選手

16マクラクラン勉／ヤン レナード・ストルフ（日本／ドイツ）[2] vs 15アレックス・デミノー／レイトン・ヒューイット（オーストラリア）[WC]

3錦織圭／西岡良仁（日清食品／ミキハウス）vs 4ジェームズ・ダックワース／ジョーダン・トンプソン（オーストラリア）[WC]

予選結果｜日本人選手

予選決勝

●5ダニエル太郎（日本／エイブル）[2] 5-7 7-6(9) 3-6 ○8ミオミル・キツマノビッチ（セルビア）[7]

○15内山靖崇（日本／北日本物産）6-2 6-2 ●14マーク・ポルマンス（オーストラリア）

予選1回戦

○5ダニエル太郎（日本／エイブル）[2] 3-6 6-4 6-4 ●6ジョン パトリック・スミス（オーストラリア）

○15内山靖崇（日本／北日本物産）7-6(5) 6-4 ●16ビヨン・フラタンジェロ（アメリカ）[8]

上位出場選手シード順位｜シングルス

ラファエル・ナダル（スペイン）[1]
錦織圭（日本／日清食品）[2]
カイル・エドマンド（イギリス）[3]
ダニール・メドベデフ（ロシア）[4]

※写真は記者会見での錦織圭（日清食品）
BRISBANE, AUSTRALIA - DECEMBER 29: Kei Nishikori of Japan speaks to media ahead of the 2019 Brisbane International at Pat Rafter Arena on December 29, 2018 in Brisbane, Australia. (Photo by Chris Hyde/Getty Images)