新橋に『ヨネックス 東京ショールーム』誕生--トークショーで伊達公子さんが新たな挑戦を語る
ヨネックスは12月1日(土)、東京都の新橋に情報発信型ショールーム『YONEX TOKYO SHOWROOM(ヨネックス 東京ショールーム)』をオープン。同日オープニングイベントに伊達公子さんを招き、トークショー&サイン会を開催した。
新たなショールームの誕生、そして伊達公子さんをひと目見ようと2時間前から開店を待つファンが出るなど大盛況ぶり。この日、初めて訪れた伊達さんも「すごくクリーンで(フロアの)広さに驚いた。テニスだけでなく、バドミントンやゴルフなどもあり、ヨネックスの愛好家だけでなく、ふらっと立ち寄った方々にも見やすい空間」と好印象を抱いた。
伊達さんは今年4月から早稲田大学の大学院に通い、「今日もこの後、ゼミがありますよ」と新たなチャレンジを明かした。1年で卒業する修士課程で、今まさに論文の大詰め段階。研究テーマは、現役当時から問題提起してきた『世界トップ選手を輩出するために、最適なコートサーフェスの普及に向けた課題と対策』だという。
パソコンと向き合う日々は「これまで経験したことがないくらいの疲労感です(笑)」と悪戦苦闘の様子。来年の抱負は「まずは大学院の卒業すること」と頭の中は学業一色だが、続けて「自分と向き合い、ひとつのことを常に考えることも貴重な経験だと思う。卒業できたら、(国内の)環境整備。日本によりよいスポーツの環境、文化を根づかせたい」と夢を膨らませた。
『ヨネックス東京ショールーム』は、2015年8月に誕生した『YONEX SHOWROOMAKIHABARA(ヨネックスショールーム 秋葉原)』に続き2店舗目。秋葉原店の約4倍の店舗面積に「革新的な技術の追求」をコンセプトとしたデザイン空間を表現した。
店内では「見て」「手にして」「体感できる」ことを重視し、テニス、バドミントン、ソフトテニス、ゴルフ、スノーボード、ロードバイク、ウォーキングシューズ、ランニングシューズなど、ヨネックスの各種製品を一堂に見ることができる。機能性を体感できる実験什器や今回のようなイベント開催といったサービスを身近に感じることができる。
専門知識をもつスタッフがヨネックス製品の中からユーザーに合った製品選びをサポートするとともに、海外からの来館者には国際色豊かなスタッフが英語、中国語をはじめとした多言語で対応。アクセスも新橋駅から徒歩1分と近く、国内外から多くのヨネックスファンを迎え入れるスペースとして注目を集める。
写真◎BBM
※トップ写真は、トークショーで笑顔を見せる伊達公子さん
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