アメリカはウイリアムズ姉妹、スティーブンス、キーズがフェドカップ決勝をスキップ

 WTAシングルス・ランキングでアメリカのトップ5女子プレーヤーのうち4人が、チェコと対戦するフェドカップ決勝を欠場することになった。欠場するトップ選手の中には、セレナ&ビーナスのウイリアムズ姉妹とスローン・スティーブンスも含まれている。

 前年度覇者アメリカのフェドカップ監督と務めるキャシー・リナルディによって発表された決勝に臨むチームには、シングルス世界ランキング35位のダニエル・コリンズ、48位のソフィア・ケネン、63位のアリソン・リスク、そしてダブルスランキングで15位のニコール・メリカらが名を連ねた。

 2017年USオープン・チャンピオンで2018年フレンチ・オープン準優勝のスティーブンスは、11月10、11日にチェコ・プラハの室内ハードコートで行われる対戦に参加しない。

 23度グランドスラム大会を制した15位のセレナ・ウイリアムズ、やはりグランドスラム・シングルスで7度優勝している40位のビーナス・ウイリアムズ、昨年のUSオープン決勝でスティーブンスに敗れて準優勝に終わっていた16位のキーズもまた、フェドカップ決勝を欠場することになった。

 反対にチェコは、ウィンブルドン優勝歴2回のペトラ・クビトバ(7位)、2016年USオープン準優勝のカロリーナ・プリスコバ(8位)と、トップ10選手ふたりを擁するチームで、ここ8年で6度目の決勝に挑む。チェコ・チームにはまた、カテリーナ・シニアコバ(ダブルス1位)、バーボラ・ストリコバ(ダブルス5位)も含まれている。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は4月に行われたフェドカップ準決勝でのアメリカ・チーム。奥からキャシー・リナルディ監督、スローン・スティーブンス、マディソン・キーズ。
Sloane Stephens of United States during the Fed Cup match between France and USA on April 22, 2018 in Aix-en-Provence, France. (Photo by Guillaume Ruoppolo/Icon Sport via Getty Images)

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