大坂なおみがジャン・シューアイとの接戦を制して今季5度目の4強入り [チャイナ・オープン]

「チャイナ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/中国・北京/9月29日~10月7日/賞金総額828万5274ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第8シードの大坂なおみ(日清食品)がジャン・シューアイ(中国)との競り合いを3-6 6-4 7-5で制し、ベスト4進出を果たした。試合時間は2時間33分。

 今大会に3年連続出場となる大坂は、1回戦で予選勝者のザリナ・ディアス(カザフスタン)を6-4 6-3で破って大会初勝利を挙げていた。初めて本戦入りした昨年は、1回戦でアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に2-6 5-7で敗れていた。

 この結果で大坂は、ジャンとの対戦成績を3勝2敗と勝ち越した。今シーズンは5月にマドリッド(WTAプレミア・マンダトリー/クレーコート)の1回戦で対戦し、ジャンが6-1 7-5で勝っていた。

 初戦勝利後の大坂は、2回戦でダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-1 6-0で、3回戦では第10シードのユリア・ゲルゲス(ドイツ)を6-1 6-2で破って8強入りを決めていた。

 20歳の大坂は、先のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で日本テニス史上初めてシングルスでのグランドスラム制覇の偉業を達成。決勝では、グランドスラム23勝を誇るセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を6-2 6-4で倒していた。

 2週間前の東京(WTAプレミア/室内ハードコート)に第3シードで臨んだ大坂は、決勝で第4シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)に4-6 4-6で敗退。USオープンから続いていた大坂の連勝は「10」でストップし、地元日本での初優勝を逃していた。

 大坂は準決勝で、アナスタシア・セバストワ(ラトビア)とドミニカ・チブルコバ(スロバキア)の勝者と対戦する。

※写真は大坂なおみ(日清食品)
BEIJING, CHINA - OCTOBER 05: Naomi Osaka of Japan Hits a return during her Women's Singles Quarterfinals match against Zhang Shuai of China in the 2018 China Open at the China National Tennis Centre on October 5, 2018 in Beijing, China. (Photo by Lintao Zhang/Getty Images)

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