西岡良仁が相手エースのバシッチを倒し、初日は日本が2連勝 [デ杯日本対ボスニア・ヘルツェゴビナ]

 男子テニスの国別対抗戦、デビスカップ・ワールドグループ・プレーオフ「日本対ボスニア・ヘルツェゴビナ」(9月14~16日/大阪府大阪市・ITC靱テニスセンター/ハードコート)の第2試合で日本の西岡良仁(ミキハウス:単170位)がボスニア・ヘルツェゴビナのミルザ・バシッチ(単79位)を6-4 6-3 6-3で破り、日本が2勝目を挙げた。試合時間は1時間53分。

 両者は今回が初対戦。27歳のバシッチは、2月のソフィア(ATP250/室内ハードコート)で予選から勝ち上がり、ATPツアー初優勝を果たしていた。

 2015年に初の日本代表入りを果たした西岡は、今回が5度目のデ杯出場。シングルス5試合目の出場で、3勝目を挙げた。2016年に同会場で行われたウクライナとのプレーオフでは、シングルスで2勝を挙げていた。

 オープニングマッチはダニエル太郎(エイブル:単72位)がトミスラフ・ブルキッチ(単240位)を6-4 6-2 7-6(3)で破り、日本が先勝していた。

 デ杯は男子テニスの国別対抗戦で、会場はホーム&アウェー方式となっている。日本は現在世界の上位16ヵ国が争うワールドグループに属しており、イタリアとの1回戦(岩手県・盛岡タカヤアリーナ/2月2~4日/室内ハードコート)に1勝3敗で敗退。4年連続でワールドグループ残留をかけたプレーオフに臨んでいる。

 ボスニア・ヘルツェゴビナはヨーロッパ・アフリカグループ1部の2回戦(スロバキア・ブラチスラバ/4月6、7日/室内クレーコート)でスロバキアを3勝2敗で倒し、初のプレーオフ進出を果たした。

 両国は、今回が初対戦となる。

 試合方法は3日間にわたって行われる1チーム4人の団体戦で、初日に「シングルス1、シングルス2」の2試合、2日目にダブルス1試合、最終日に「シングルス1同士」「シングルス2同士」の対戦(リバースシングルス)が行われる。全5試合のうち、先に3勝したチームが勝者となる。

※文中の世界ランクはは9月10日付、出場選手は変更される可能性があります。

ワールドグループ・プレーオフ 日本 2-0 ボスニア・ヘルツェゴビナ

第1日|9月14日(金)

シングルス第1試合 ○ダニエル太郎(エイブル:単72位)6-4 6-2 7-6(3) ●トミスラフ・ブルキッチ(単240位)

シングルス第2試合 ○西岡良仁(ミキハウス:単170位)6-4 6-3 6-3 ●ミルザ・バシッチ(単79位)

第2日|9月15日(土)

ダブルス マクラクラン勉(複21位)/内山靖崇(北日本物産:複102位)vs ミルザ・バシッチ(複233位)/トミスラフ・ブルキッチ(複146位)

第3日|9月16日(日)

シングルス第1試合 ダニエル太郎(エイブル:単72位)vs ミルザ・バシッチ(単79位)

シングルス第2試合 西岡良仁(ミキハウス:単170位)vs トミスラフ・ブルキッチ(単240位)

※デビスカップルールにより、第3日目は1試合のみとなる可能性あり

※写真は日本の西岡良仁(ミキハウス)
OSAKA, JAPAN - SEPTEMBER 14: Yoshihito Nishioka of Japan celebrates after winning his singles match against Mirza Basic of Bosnia and Herzegovina during day one of the Davis Cup World Group Play-off between Japan and Bosnia & Herzegovina at Utsubo Tennis Center on September 14, 2018 in Osaka, Japan. (Photo by Kiyoshi Ota/Getty Images)

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