勢いに乗る19歳シフィオンテクがわずか20ゲームしか落とさず準決勝へ [フレンチ・オープン]

今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、イガ・シフィオンテク(ポーランド)が予選から勝ち上がってきたマルチナ・トレビザン(イタリア)を6-3 6-1で退け、グランドスラム7大会目にしてベスト4進出を果たした。試合時間は1時間18分。

 ロラン・ギャロスに2年連続出場となる19歳のシフィオンテクは、初参戦だった昨年の大会でベスト16に進出。4回戦では大会連覇を目指していたシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦し、1-6 0-6で敗れていた。

フレンチ・オープン2020|トーナメント表

 この結果でシフィオンテクは、トレビザンとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。初対戦だった2017年6月のワルシャワ(ITF2.5万ドル/クレーコート)の1回戦はトレビザンが6-2 2-6 6-2で、昨年6月のバーミンガム(WTAプレミア/グラスコート)の予選ではシフィオンテクが6-3 6-4で勝っていた。

 今大会でのシフィオンテクは、1回戦で前年の準優勝者で第15シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を6-1 6-2で、2回戦でシェイ・スーウェイ(台湾)を6-1 6-4で、3回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したユージェニー・ブシャール(カナダ)を6-3 6-2で、4回戦では第1シードのハレプを6-1 6-2で破って8強入りを決めていた。

 シフィオンテクは準決勝で、予選勝者のナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)と対戦する。ポドロスカは準々決勝で、第3シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-2 6-4で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

※写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)
PARIS, FRANCE - OCTOBER 06: Iga Swiatek of Poland celebrates after winning match point during her Women's Singles quarterfinals match against Martina Trevisan of Italy on day ten of the 2020 French Open at Roland Garros on October 06, 2020 in Paris, France. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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