USオープン前哨戦にジョコビッチ、ナダル、セレナ、ガウフらがエントリー
8月にフラッシングメドウで開催される「ウェスタン&サザン・オープン」(ATP1000、WTAプレミア5/ハードコート)のエントリーリストが発表され、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)、コリ・ガウフ(アメリカ)らが名を連ねた。
しかし一方で、女子世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)、2度グランドスラム大会を制した大坂なおみ(日清食品)、2019年USオープン女王のビアンカ・アンドレスク(カナダ)らの名前はなかった。
この大会は本来であればオハイオ州シンシナティで開催されるが、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの影響で今年は例外的にUSオープン(8月31日~9月13日)の会場であるUSTAビリー ジーン・キング・ナショナルテニスセンターで8月20~28日に行われる予定になっている。
全米テニス協会(USTA)は国内の他地区で感染の状況が悪化して海外渡航に関わる疑問が漂う中、ニューヨークで2大会を連続して開催することを予定している。
シンシナティで開催された昨年の大会で優勝したダニール・メドベージェフ(ロシア)とマディソン・キーズ(アメリカ)は、今年の大会にもにエントリーした。メドベージェフは昨年のUSオープンで決勝に進出し、ナダルに敗れていた。
水曜日に明かされたリストに名前があるからといって、その選手が必ず大会に出場すると決まった訳ではない。
パンデミックにより3月途中からすべての公式戦は中断しているが、男女のプロテニスツアーは8月からの再開を目指している。しかし2020年の残りの期間のために暫定カレンダーが作成されたにも関わらず、主催者が大会をキャンセルするケースも出ている。
その中には、8月に男子の最初の大会となるはずだったワシントンDCの大会があった。女子ツアーは変わらず、来週にイタリア・パレルモで行われる大会での再開を予定している。(C)AP(テニスマガジン)
※写真は昨年のシンシナティの大会でのノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)
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