錦織は4セットで敗退、ジョコビッチが3年ぶりの準決勝進出 [ウインブルドン]

「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月2~15日/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、第24シードの錦織圭(日清食品)は第12シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3-6 6-3 2-6 2-6で敗れた。試合時間は2時間34分。

 ウインブルドンに9年連続10回目の出場となった錦織は、過去2度のベスト16(2014年、16年)がこれまでの最高成績だった。昨年は3回戦で、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)に4-6 6-7(3) 6-3 3-6で敗れていた。

 この結果でジョコビッチは、錦織との対戦成績を14勝2敗とした。今シーズンは5月にクレーコートのATPマスターズ1000の大会で2度対戦しており、マドリッドの1回戦は7-5 6-4で、ローマの準々決勝では2-6 6-1 6-3で、いずれもジョコビッチが勝っていた。グラスコートでの対戦は、今回が初めてだった。

 錦織が最後にジョコビッチに勝ったのは2014年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で、それ以降は13連敗となった。

 今大会での錦織は、1回戦で予選勝者のクリスチャン・ハリソン(アメリカ)を6-2 4-6 7-6(3) 6-2で、2回戦でラッキールーザーのバーナード・トミック(オーストラリア)を2-6 6-3 7-6(7) 7-5で、3回戦で第15シードのニック・キリオス(オーストラリア)を6-1 7-6(3) 6-4で、4回戦では元トップ10選手で予選勝者のエルネスツ・グルビス(ラトビア)を4-6 7-6(5) 7-6(10) 6-1で破って初の8強入りを決めていた。

 ジョコビッチは準決勝で、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第5シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。

※写真は準々決勝で対戦した錦織圭(日清食品/右)とノバク・ジョコビッチ(セルビア/左)
LONDON, ENGLAND - JULY 11: Novak Djokovic of Serbia is congratulated by Kei Nishikori of Japan after their Men's Singles Quarter-Finals match on day nine of the Wimbledon Lawn Tennis Championships at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 11, 2018 in London, England. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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