ダニエル太郎はフォニーニからセットを奪うも初戦で敗退 [ウインブルドン]

「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月2~15日/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、ダニエル太郎(エイブル)は第19シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)に6-3 3-6 3-6 3-6で敗れた。試合時間は2時間4分。

 ウインブルドンの本戦に3年連続出場となったダニエルは、大会初勝利を挙げることはできなかった。昨年は1回戦で、ミカエル・ククシュキン(カザフスタン)に6-4 4-6 6-7(4) 2-6で敗れていた。前週のアンタルヤ(ATP250)でウインブルドン以外のグラスコート大会に初めて出場して予選2試合を勝ち抜いたが、同サーフェスでの本戦では未勝利となっている。

 今シーズンのダニエルは、3月にインディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)で元世界ナンバーワンのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を7-6(3) 4-6 6-1で倒す金星を挙げて3回戦に進出。5月のイスタンブール(ATP250/クレーコート)では、日本人として史上4人目となるATPツアー優勝を果たしていた。

 この結果でフォニーニは、ダニエルとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2月にデビスカップ・ワールドグループ1回戦(岩手県・盛岡タカヤアリーナ/室内ハードコート)で初対戦しており、フォニーニが6-4 3-6 4-6 6-3 6-2で勝っていた。

 フォニーニは2回戦で、ラッキールーザーのシモーネ・ボレッリ(イタリア)と対戦する。ボレッリは1回戦で、パブロ・クエバス(ウルグアイ)を7-6(5) 7-6(6) 6-1で下しての勝ち上がり。

 ダニエルは西岡良仁(ミキハウス)とのコンビでダブルスにも出場しており、初戦の対戦相手はアントニオ・サンチッチ(クロアチア)/アンドレ・バジレンスキー(ベラルーシ)となっている。

※写真はダニエル太郎(エイブル)
LONDON, ENGLAND - JULY 03: Taro Daniel of Japan returns against Fabio Fognini of Italy during their Men's Singles first round match on day two of the Wimbledon Lawn Tennis Championships at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 3, 2018 in London, England. (Photo by Matthew Lewis/Getty Images)

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