ハレプが2016年覇者ムグルッサ倒してグランドスラム初優勝に王手、世界1位の座も確保 [フレンチ・オープン]

「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月27日~6月10日/クレーコート)の女子シングルス準決勝で、第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が2016年覇者で第3シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を6-1 6-4で下し、2年連続3度目の決勝進出を果たした。試合時間は1時間32分。

 全仏に9年連続出場となるハレプは、過去2度(2014年、17年)の準優勝がこれまでの最高成績。昨年は2度目の決勝進出を果たしたが、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)に6-4 4-6 3-6で敗れていた。

 この結果でハレプは、ムグルッサとの対戦成績を2勝3敗とした。前回の対戦は昨年8月のシンシナティ(WTAプレミア5/ハードコート)の決勝で、ムグルッサが6-1 6-0で勝っていた。

 ムグルッサが敗れたことにより、大会後に更新される世界ランクでハレプが世界ナンバーワンの座を確保することが確定した。

 今大会でのハレプは、1回戦でアリソン・リスク(アメリカ)を2-6 6-1 6-1で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のテイラー・タウンゼント(アメリカ)を6-3 6-1で、3回戦でアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)を7-5 6-0で、4回戦で第16シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を6-2 6-1で、準々決勝では第12シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を6-7(2) 6-3 6-2で破って4強入りを決めていた。

 ハレプはグランドスラム初優勝をかけて、昨年のUSオープン優勝者で第10シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)と同準優勝者で第13シードのマディソン・キーズ(アメリカ)の勝者と対戦する。

※写真はシモナ・ハレプ(ルーマニア)
PARIS, FRANCE - JUNE 07: Simona Halep of Romania plays a backhand during the ladies singles semi-final match agianst Garbine Murguruza of Spain during day twelve of the 2018 French Open at Roland Garros on June 7, 2018 in Paris, France. (Photo by Cameron Spencer/Getty Images)

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