21歳カサキナが2日がかりでウォズニアッキを倒して初のグランドスラム8強、再開後3ゲーム連取で決着 [フレンチ・オープン]
「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月27日~6月10日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、第14シードのダリア・カサキナ(ロシア)が今年のオーストラリアン・オープン優勝者で第2シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を7-6(5) 6-3で倒し、グランドスラムで初のベスト8進出を果たした。試合時間は1時間57分。
この試合は前日に始まったが、第2セット3-3の時点で日没順延となっていた。
全仏に3年連続出場となる21歳のカサキナは、過去2回はいずれも3回戦で敗退。昨年はシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦したが、0-6 5-7で敗れていた。カサキナは2014年に、ジュニアの部でタイトルを獲得している。
この結果でカサキナは、ウォズニアッキとの対戦成績を3勝1敗とした。今シーズンは2度対戦し、2月のサンクトペテルブルク(WTAプレミア/室内ハードコート)の準々決勝は7-6(2) 6-3で、3月のインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の4回戦では6-4 7-5で、いずれもカサキナが勝っていた。
今大会でのカサキナは、1回戦でカイア・カネピ(エストニア)を6-4 6-1で、2回戦でキルステン・フリプケンス(ベルギー)を6-3 6-3で、3回戦ではマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-1 1-6 6-3で破って16強入りを決めていた。
カサキナは準々決勝で、昨年のUSオープン優勝者で第10シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)と対戦する。スティーブンスは4回戦で、第25シードのアネット・コンタベイト(エストニア)を6-2 6-0で下しての勝ち上がり。
※写真はダリア・カサキナ(ロシア)
PARIS, FRANCE - JUNE 04: Daria Kasatkina of Russia celebrates victory during the ladies singles fourth round match against Caroline Wozniacki of Denmark during day nine of the 2018 French Open at Roland Garros on June 4, 2018 in Paris, France. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)
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